恋人とのレストランでのデートや人が集まるパーティー、会食などの際、ワインを飲む機会があるかと思います。
自分でワインを注ぐのはマナー違反とされていることから、ワインを飲む際にはソムリエなどから注いでもらう必要があります。
この注いでもらう時に気になるのが、ワイングラスを持って注いでもらうかどうか。
日本式で考えると、相手から注いでもらっているにも関わらずグラスを持たないのはなんだか失礼な感じがしますよね。
しかし、ワインの場合は注いでもらう時に持たないのが正式なマナーです。
今回は、ワインを注いでもらう時にグラスを持たない理由についてご紹介します。
ワインを注いでもらう時にグラスは持たない理由
ワインといえばおしゃれなお酒のひとつで、多くの方たちがこのお酒を飲んでいます。
そしてその多くは海外で製造されており、特にヨーロッパのワインは有名で多くの方が名前を知っています。
これからワインを飲んでみようと考えている方もいると思われますが、もしもマナーなどを学びたいのであればそのマナーのひとつとして、ワインを注いでもらうときにはグラスをもたないということを知っておかれるといいかもしれません。
多くの人たちはグラスに注ぎやすいように注いでくれる方の近くにグラスをもっていくでしょう。
しかし、これは逆にワインを注ぎにくくなります。
手にもって注いでもらうとバランスが悪くなり、水滴が跳ねてしまうこともあります。
そうなると洋服などにシミができてしまったり、貴重なワインがこぼれてお店のテーブルクロスが汚れてしまったりする恐れがあります。
そのため、注いでもらうときにはテーブルに置いた状態で注いでもらうようにし、注いでくれた後に相手にお礼を伝えるようにしましょう。
また、ワインがなくなったら自分で注ぐのはNGなので、気付かれていないようであれば給仕やソムリエに「ワインをお願いします」と一声かけるようにしましょう。
マナーを覚えてワインを楽しもう
ワインを注いでもらう時にはグラスを持たないというマナーを知っておくだけで、注いでくれるスタッフの方とのやりとりをスムーズに行うことができます。
ワインにはいくつかマナーがあるのですが、それらを覚えておくことでかなり上品に見せることができます。
ワインは飲むのを楽しまれるのもいいのですが、雰囲気を楽しむのも乙なものです。
したがって、興味があるというのであれば、ひとつずつマナーについて勉強していき、レストランなどでもスムーズにやりとりができるように練習してみられるのも今後の楽しみとしていいのではないでしょうか。