恋人や親しい友人などとのレストランでの会食や、人が集まるパーティーなどではワインが登場するシーンが度々ありますよね。
ただ、日頃ワインをフォーマルな場で飲み慣れている場合は良いのですが、日頃ワインを飲む機会がほとんどないという方もいるでしょう。
そうなるといざフォーマルな場でワインを飲む際には、「どのタイミングで周りの人のワインを注ぎ足せばよいのか」とワインを注ぎ足すタイミングについて悩むことも。
また、男性か女性かによってはお酌がマナー違反となっているので、その点も確認しておきたいところ。
そこで、今回は、ワインを飲む際のマナーとしてワインを注ぎ足すタイミングや、ワインを注ぐ際のマナーについて、ご紹介します。
ワインは注ぎ足すタイミングは完全に空になる前!
私たちが普段居酒屋などでワイン以外のお酒を飲むときは、相手のグラスが空になったことに気がついた人が注いだり、お酒が少なくなったタイミングで注いだりすることがほとんどです。
しかし、ワインの場合は、グラスが完全に空になる前に注ぎ足すのがベストとなります。
ワインを注ぐ際、ワインボトルを持つのは両手でも片手でも構いません。
ボトルの口がグラスに触れないように気をつけ、相手の服に跳ねたりこぼさないように注意しながら注ぎましょう。
注ぐ高さについてですが、高い方が見た目も美しく香りもたちますが、慣れない内は無理をせず、こぼさないよう低い位置から注ぎましょう。
注ぐ量は、グラスが最も膨らんでいる真ん中あたりまでを目指して注ぐと良いでしょう。
たくさん飲んでほしいからといって、グラスになみなみと注いではいけません。
これはせっかくのワインの香りを楽しめなくなってしまうからです。
ワインを注ぐ役割があるのはソムリエか男性
レディーファーストの観点から、フレンチでは男性が女性に注いであげることがマナーとなっていますので、知っておくと良いでしょう。
また、女性が他の人にワインを注いであげることはNGとされているので、女性の方は覚えておきましょう。
ちなみに、レストランなどでワインを注文した場合は、基本的には自分たちで注ぐことはしません。
ソムリエや店員が注いでくれますので、任せるようにしましょう。
居酒屋や自宅などのカジュアルな場でワインを楽しむ場合は、そこまで畏まってマナーを気にする必要はないかもしれませんが、レストランでもスタッフが注ぎにこない場合などには自分たちでグラスに注ぐことになりますので、上記のマナーを意識しつつワインを楽しむと良いでしょう。