ワイン通なら知っておきたい基礎知識:ワインの歴史

[最終更新日]2018/10/01

赤ワインと肉料理

私たちの食卓を華やかに彩り、食事の味を引き立て贅沢なひと時にしてくれるワイン。

スーパーや飲食店などで当たり前のように見かけるワインですが、ワインはいつから登場したか、ご存知でしょうか?

現在では世界各地でワイン用のブドウ栽培が盛んであり、イタリアでは紀元前2000年も前からワイン造りが伝えられたと言われているため、それよりも前にワインは存在していたということになります。

そこで、今回は、ワイン通なら知っておきたい基礎知識の一つ、ワインの歴史や現在のワイン造りの広まりについてご紹介します。

ワインは紀元前6000年までには存在していた!

赤ワイン

ワインは、人類の歴史の中でも、とくに長い伝統を誇るお酒です。

少なくとも、紀元前6000年頃までにはすでにワインは存在していたことが明らかになっています。

記録によれば、ワインは7000年前のグルジアから発祥したともいわれており、その後、各地に醸造法が伝わって、紀元前4000年頃までにはブドウ栽培には適さない土地だったメソポタミアや中東でも作られるようになりました。

古代エジプトでもワインは親しまれていた


ピラミッドやツタンカーメンで有名な古代エジプトでも、ワインは飲まれていました。

エジプトでは、ビールは毎日飲む気楽な飲みもので、ワインは王侯貴族や祭りの時に飲む、貴重な飲みものとして大切に扱われていました。

聖書におけるワインの役割


聖書においても、ワインは非常に重要な役割を担っています。

イエス・キリストが処刑される前に、パンをイエスの身体、ぶどう酒をイエスの血の象徴として、イエス・キリストを記念してそれらを用いるように弟子たちに言い残したといわれます。

この場面は宗教画などにも繰り返し描かれているモチーフであり、現代のキリスト教会でも流派によって「聖体拝領」「聖餐式」といった形で、ワインとパンを食べる儀式が行われるところがあります。

中世ヨーロッパでは後期頃にはワインは庶民にも広まった


中世ヨーロッパでは僧院でブドウ栽培と製造法が受け継がれ、中世後期頃には庶民にも広く飲まれていたようです。

現代ではフランスをはじめとするヨーロッパ各地、アメリカ、チリ、アルゼンチンなど世界各地で、高級なものから日常的に飲めるものまで、さまざまなワインが製造されています

ワインには古くから歴史があり、ワイン造りの歴史は国々によって異なるため、各国のワインの歴史を知りながらワインを飲むのもまた楽しいでしょう。