ワイン好きの方であれば、生牡蠣や魚介類を食べる時にはシャブリを選ぶという方も多いのでは?
特に、生牡蠣とシャブリの組み合わせは、相性が良く有名ですよね。
シャブリはフランスのブルゴーニュ地方に位置するシャブリ地区で生産されており、日本でも愛飲している方が多く、女性やワイン初心者の方にも人気があります。
今回は、シャブリのブドウ品種や期待できる効果、シャブリの価格について触れながら、シャブリワインの秘密を探っていきます。
シャブリのブドウ品種について
日本人は、白ワインを好む人が多いです。
白ワインの中で、日本で最も人気があるのがシャブリです。
シャブリのブドウ品種は、シャルドネです。
シャルドネは、品種が本来持つ個性よりも、栽培した場所の土壌や気候によって個性が出る品種です。
シャルドネをステンレスタンクで醸造すると、シャープで爽やかな味わいになり、樽を使って醸造すると、香ばしく豊かな味わいになります。
シャルドネは、ヨーロッパでも数多くの産地で栽培されている品種なので、同種異名も多いです。
健康や美容に良い成分がたっぷりのシャブリ
産地によって個性が変わるシャルドネですが、寒冷地のシャルドネで有名なのが、シャブリです。
シャブリが造られる地区の土壌は、昔は海だった石灰質の土壌です。
石灰質の土壌で育ったシャルドネは、ミネラルを豊富に含みます。
また、有機酸も多いので、美容にも良く、女性のファンが多いです。
さらに、殺菌作用もあるので、牡蠣や刺身を食べるときにシャブリを飲む人が多いです。
白ワインは魚介類との相性が抜群ですが、刺身や天ぷらなどの和食にも合います。
シャブリワインの価格について
アメリカの西海岸で栽培されているシャルドネは、シャブリをはじめとするブルゴーニュのワインを手本に造られています。
シャブリはフランスワインで最上級であるAOCという格付けですが、シャブリ グラン・クリュ、シャブリ プルミエ・クリュ、シャブリ、プティ シャブリの4等級に分かれています。
格付けは、土壌の構成や日当たり、傾斜などによって決められ、格付けによって価格も異なります。
最上級のシャブリ グラン・クリュだと、熟成に10年かかりますが、その分酸味がまろやかで深みのある白ワインとなります。
シャブリやプティ シャブリはリーズナブルなもので750mlあたり1000円~3000円台で味わうことができるので、ワイン初心者の方でも安心して飲み始めることができます。