料亭
日本では、昔に比べるとワインが安く手に入るようになり、毎日のようにワインを楽しむ人も増えています。特に、和食に合う白ワインは、とても人気が高いです

一般的に、白ワインは白ブドウが原料として使われています。白ブドウを圧縮して、果汁を発酵します。白ワインは、辛口から甘口まで様々な味を楽しむことができます。白ワインの中で、特に日本でファンが多いのが、シャブリです。

フランスのブルゴーニュ地方の最北にあるシャブリは、特殊な土壌で造られています。牡蠣の殻などを含む石灰質の土壌は、ミネラルが豊富です。石灰質の土壌で栽培されるブドウは、ミネラルを吸収するので、ミネラルがたっぷり入った辛口の白ワインができるのです。

魚介料理
よく、肉には赤ワイン、魚には白ワインと言われますが、もともと海だった土壌のミネラルを含んだシャブリは、魚介類との相性が良いことで知られています。特に、牡蠣とシャブリは、マリアージュの王道と言われている組み合わせです。

シャブリを飲む時、フルーツや花の香りが漂います。そして、のど越しも爽やかで旨みが徐々に広がっていきます。シャブリには、格付けがあり、ランクによって価格も違います。格付けは、日当たりや土壌の構成を元に決められています。特級クラスは、特別な時に飲むという人が多いです。

醸造時の容器によっても、味に違いが出てきます。ステンレスのタンクを使うと、クリーンな味わいになり、樽を使った場合は、甘さと香ばしさが出ます。