キリっと辛口のシャブリ。夏場に冷やして飲むと美味しいですよね。
そんなシャブリはお腹の調子を整えるのに効果があるとされており、消化の促進も助けてくれるのです。
今回は、白ワインで有名な銘柄シャブリの特徴や腸内への効果、白ワインの嬉しい効果についてご紹介します。
白ワインで消化促進!
食前酒としてもデザートやおつまみのおともとしても活躍する白ワイン。
美味しいだけではなく、ポリフェノールによりアンチエイジングなどの美容効果が得られたり、生活習慣病の予防に繋がったりするとされています。
また、腸内にもアプローチし、良好な胃腸環境に整えてくれる効果が期待できるのです。
ただ、アルコールを飲むと胃腸が荒れることもありますが、なぜ白ワインは腸内に良いのでしょうか。
それは、白ワインに含まれる成分が関係しています。
シャブリの特徴や腸内への効果
シャブリは、フランスを代表する高級白ワインとして知られており、産地は有名なブルゴーニュ地方のシャブリ地区になっています。
特徴としては、バニラやピーナッツに似た香りがあり、辛口の優れた切れ味を持っています。
シャブリには白ワインである特質として、高い有機酸の含有量になっています。
それは、果実だけを発酵させるので、フルーティーな味わいに欠かせない酸味が豊富に含まれるわけです。
有機酸は腸内のpHを下げるので、弱酸性に保つことができるといえます。
腸内にはさまざまな菌や微生物が存在していますが、善玉菌と悪玉菌の比率が健康には重要になってきます。
腸内が弱酸性になると善玉菌が優勢になり、腸内環境が良好な状態に保たれるわけです。
腸内環境が改善されることにより、新陳代謝が促進されるので、血流が良くなり消化が促進されます。
腸内環境が整うことで、肌荒れや便秘、下痢などを改善することができます。
また、白ワインには嗅覚の器官を刺激して消化酵素を含む唾液を分泌したり、胃酸の生成を促進したりする効果があることから、白ワインであるシャブリも消化促進に効果的と言えます。
白ワインにはむくみ解消効果や殺菌効果も
また、白ワインには、赤ワインよりはるかにカリウムを含んでおり、これはナトリウムの排出作用があります。
ナトリウムはむくみの原因にもなるので、過剰なナトリウムが老廃物と共に排出されることで、これも消化促進効果に繋がると言えます。
また、シャブリを含めた白ワインには、強い殺菌効果もあります。
有機酸とアルコールによって、他のアルコール類以上に、優れた殺菌効果があるわけです。
それにより、食中毒などのリスクを抑え、腸内の消化吸収を高める効果を期待できます。
シャブリを飲むこと自体が胃の働きを高めますが、アルコールによって血流も良くなり、消化促進の相乗効果が生まれるわけです。
健康的にシャブリを楽しむためには
キリっと酸味の利いたシャブリは美味しくてついつい飲み過ぎてしまうという方も多いのでは。
ただ、飲み過ぎると胃腸や体に良くありませんので、ワイン好きの方でも一日1~2杯程度を心がけて、健康になりながらシャブリを楽しみましょう。