赤ワインのラベルを見ると「2000」や「2016」などの数字が書かれており、気になったことがある方は多いのでは?
「ワインが生産された年を書いてるのかな?」と思っている方もいるかもしれませんが、この数字はビンテージと呼ばれるものであり、ワインが生産された年ではなく、ブドウの収穫時期と関係しています。
また、ビンテージが品質に直結し、同じ銘柄の赤ワインであっても価格が大きく違うこともあるのです。
今回は、女性に人気の赤ワインの魅力について触れながら、赤ワインのビンテージの意味や役割、価格についてご紹介します。
女性に大人気の赤ワインの魅力
最近の日本においては、お酒の人気が高まってきています。
お酒にはさまざまな種類がありますが、料理や季節に応じて適した飲み方や組み合わせがあり、非常に魅力的な存在といえます。
こうしたお酒の中で、赤ワインといわれる種類も注目されています。
赤ワインは幅広い味わいがあるため、さまざまな料理に合わせることができます。
また、赤ワインに含まれているポリフェノールには、脂肪の吸収を抑える効果があり、ダイエットを気にする女性から多くの人気を集めています。
さらに、ポリフェノールには強い抗酸化作用があることから、アンチエイジングや美肌効果を期待して飲むという女性も多いのです。
ビンテージとは
こうした赤ワインですが、ビンテージといった言葉をよく耳にします。
ビンテージとは、この業界に限らず、一般的にさまざまな業界で使用されています。
ビンテージというと、とても高価で希少な品という印象があります。
確かに、数十年の長期にわたり熟成されたものは、非常に高価な値段になることがあります。
しかし、赤ワインのビンテージとは、そのワインの原料となったブドウの収穫年を指します。
赤ワインのビンテージの役割や価格
赤ワインは、ぶどうといった果物だけで生産されるため、収穫された年の天候次第で品質は大きく異なります。
そのため、天候に恵まれた当たり年に生産されたものかどうかを表示しているのです。
したがって、古ければ価値がある、といった考え方ではありません。
ただし、高い品質のワインは熟成に時間が必要となるため、良いビンテージワインの飲み頃は遅くなります。
こうしたことから、赤ワインの値段は決まりますので、数千円から数十万円と幅広い値段が設定されます。
しかし、高価なものが良い味をしているかどうかは、飲む人により異なります。
価格ではなく、自分の好みに合わせた赤ワインを選びましょう。