スッキリとしたフレッシュな味わいが楽しめるシャブリは、和食に良く合うことから日本人の間でも人気の高いワインです。
シャブリは品質の高さからフランスのワインの中でも最上級のAOCに認定されていますが、格付けの違いによってはリーズナブルな値段で手軽にシャブリを楽しむことができます。
今回は、そんなシャブリワインの特徴について触れながら、シャブリを使ったカクテル「ガーネットキール」の特徴や作り方についてご紹介します。
白ワインで作るカクテルは多彩
白ワインを購入したのはいいものの好みではないという場合や、いつもとは違った白ワインの味わいを楽しみたいという場合がありますよね。
そのような場合におすすめなのが、白ワインベースで作るカクテルです。
白ワインカクテルは、少ない材料を混ぜるだけで綺麗なカクテルになり、特別な技術が必要でないことから自宅で簡単に作ることができます。
例えば、白ワインにジンジャエールとレモンジュースを加えれば「オペレーター」と呼ばれるカクテルに、白ワインにソーダやスライスライムを入れれば「スプリッツァー」と呼ばれるカクテルに変身します。
このように白ワインで作るカクテルは多彩で、白ワインが甘口か辛口かでも味わいは変わってきます。
白ワインベースのカクテル「ガーネットキール」の特徴
カクテルの中で白ワインをベースにするキールを知る人もいますが、レシピではカシスを混ぜてフルーティな味わいを付けたものです。
これに似たようなレシピとして存在するガーネットキールは、カシスの代わりにスローベリーをジンに漬けた作られたスロージンを混ぜます。
比率は好みによって分けられますが、氷入りのワイングラスにおおよそ白ワインが9割、スロージンが1割程度を入れて、最後にシロップを含めてステアします。
通常のキールよりも深い色合いで、まるで宝石のガーネットに見えることからこの名前が付いたと考えられます。
ガーネットが1月の誕生石であることから、バースデーカクテルとして紹介されることもあります。
キールとは違った味わいがあるので、ワイン系カクテルが好きな人は1度は飲んでみることをおすすめします。
白ワインのシャブリについて
白ワインカクテルにおすすめの白ワインとしては、シャブリが挙げられます。
シャブリはフランスのブルゴーニュ地方の最北に位置するシャブリ地区で製造されるワインで、ぶどう品種はシャルドネ100%、単一品種によって造られる、ワイン好きなら誰もが知っている辛口白ワインです。
シャブリ地区は石灰質の土壌となっていて、この土地で造られるぶどうはミネラルが豊富に含まれています。
そのせいか、シャブリは際立ったミネラル感じることができるワインと言われ、独特の香りと味わいを持っているのが特徴です。
世界中を探してもこれほど際立った土壌は見ることができず、飲んだことがない人は一度は試飲してみることをおすすめします。
暑い夏の日に冷蔵庫に冷やして飲んだり、和食や魚介類などと一緒に飲んでも楽しめるシャブリ。
このシャブリを使用したカクテルもまた際立ったミネラル感があり、不思議な味わいを楽しむことができます。
シャブリで作るガーネットキールは、シャブリにほんのりスロージンの酸味が効いており、誰でも飲みやすい味わいのお酒になっているので、ちょっぴりアレンジして飲みたい時などにお家で試してみてはいかがでしょうか?