シャブリは冷やして飲んでも良いですし、チーズなどのおつまみや、生牡蠣や和食などの食事とも相性の良い辛口白ワインです。
ただ、きりっとした酸味で爽やかさが感じられるシャブリですが、シャブリは産地や価格などによって味や香りが異なるため、「思っていた味と違う」と感じる場合もあるでしょう。
また、「ちょっと甘い風味に変えて飲みたい」といったように気分に合わせてシャブリを楽しみたい場面もあるかと思います。
そのようなときにおすすめしたいのが、白ワインから作るカクテル「マルキ」。
今回は、白ワインカクテル「マルキ」とはどのようなカクテルなのか、マルキの特徴についてご紹介します。
白ワインカクテル「マルキ」とは
マルキと呼ばれているカクテルをご存知でしょうか?
マルキは白ワインとフランスボワーズリキュールを合わせたお酒、レシピとしては白ワインが45ml、フランスボワーズリキュールが15mlと言った分量で作り、シェーカーで混ぜ合わせて作ることが出来ます。
お酒を販売しているお店などで、フランスボワーズリキュールを購入すれば、自宅に在る白ワインを使ってのマルキを作ることが出来ます。
カクテルを作るための本格的な道具が必要ないため、材料が揃えば手軽にお家で楽しめます。
ちなみに、マルキを作る時に利用する白ワインはロワール産のミュスカデと呼ばれているワインを使うのが正式であり、ミュスカデは辛口の味わいを持つのが特徴と言うことからも、辛口タイプのシャブリを使うのもおすすめです。
マルキは飲みやすいのが特徴
シャブリはブルゴーニュ地方を代表するワインの産地でもあるシャブリ地区で栽培されているシャルドネ種の白ブドウを使ったワインです。
シャブリの味わいとしては、辛口であると同時に清涼感があるため、マルキを作る時にもマッチするワインの一つです。
清涼感がある理由というのは、シャルドネ種の葡萄はキンメリジャンの土壌を好み、この土壌からはミネラルをたっぷりとブドウの実に蓄え、そのままワインにしていることからもミネラル感と言うものが強く、ワインが苦手な人でも飲み易さを与えてくれると言った特徴があります。
ちなみに、ミュスカデはフランスのロワール川河口で栽培されているブドウ品種で、すっきりとした辛口、軽い口当たり、独特の酸味を持つ白ワインで、木いちごの甘酸っぱさや深い味わいがあるのが特徴です。
マルキを作る際にミュスカデが手元にない場合には、是非辛口白ワインのシャブリを使って飲みやすいか試してみてはいかがでしょうか?