白ワイン

世界各地の白ワインの中でも辛口白ワインとして人気が高いのが、フランス産のシャブリ。

キリっと爽やかな酸味やミネラル感、フルーティーさを味わうことができるシャブリですが、カクテルを作る際にオレンジジュースやピーチリキュールなどと合わせやすいと人気です。

今回は、シャブリの階級や特徴、白ワインとオレンジジュースのカクテルの「ワインミモザ」についてご紹介します。

シャブリの階級と特徴について

白ワイン

フランスの白ワインで、日本でも広く知られた品種の1つにシャブリがあります。

シャブリは1つのブドウの品種と捉われがちですが、厳密にはフランスのシャブリ地区において生産された白ワインのことをいいます。

シャブリには、白ワインの原料の中でも最も人気のあるブドウ品種であるシャルドネが100%使用されて造られています。

種類としては、特級にあたるシャブリ・グラン・クリュを始め、階級順にシャブリ・プルミエ・クリュ、シャブリ、プティ・シャブリの4つの種類があります。

上級になる程値段が高くなるのですが、生産量が最も多いのが上から3番目となる、単にシャブリと命名された品種となり、全生産量の67.5%を占めています

特徴として、光輝く緑がった黄金色をしており、果実のフレーバーと共に、熟成を感じられる酸の高い白ワインとなっています。

また、シャブリはミネラルが豊富な土壌から造られていることから、豊かなミネラル感や酸味を味わうことができ、世界中で愛されています。

カクテルでもシャブリはよく使われます

カクテル
シャブリを使ったカクテルの1つに、ミモザがあります。

ミモザは、フランス語でオレンジジュース入りのシャンパンのことを意味しており、通常は、スパークリングワイン、いわゆるシャンパンをベースとして作られます。

作り方は非常に簡単で、それぞれ1/2を合わせてステアするだけで作ることができます。

ちなみに、ミモザは使用するシャンパンによっても値段が異なり、オーダーでは、1杯飲んだとしてもシャンパン1本の値段がかかることを知っておく必要があります。

ミモザの中でも、ワインをベースとしたものはワインミモザと呼ばれています。

この場合には、シャンパンとは異なり1本買い上げの値段にはならないために、気軽に美味しいカクテルを楽しむことができます。

中でも、シャブリをベースにしたものはオレンジジュースと相性が良く、非常に飲みやすくすっきりした味わいになっています。

その理由としては、ワイン自体がすっきり上品な味わいのシャルドネ種を利用していることがあり、女性にも人気が高く、見た目においても清楚な感じを与えてくれます。