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健康効果が高いと言われているワインですが、赤ワインと比べると白ワインはポリフェノールが少なく、効果があまり高くないのでは、と思われてしまいがち。

しかし、白ワインには、赤ワインとは異なる健康効果が期待でき、中でも健康を気にする方に嬉しいのがお腹の調子を整える効果。

毎日適量を飲み続けることでお腹の調子がよくなり、大腸癌の防止の効果も白ワインには期待できます。

今回は、白ワインが大腸癌防止に効果的な理由や、白ワインの適量の目安についてご紹介します。

白ワインが大腸癌防止に効果的な理由

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ブドウの品種の一つであるシャルドネから作り出された白ワインのシャブリは、ワイン愛飲者たちからたいへんな人気を集めています。

このブドウの産地であるシャブリ地区の土壌は、ミネラルが非常に豊富なため、ミネラルを豊富に含むシャルドネの栽培にたいへん適した土地となっています。

この白ワインのシャブリの持つ健康効果は、非常に高いことで知られています。

ポリフェノールが豊富で健康効果が高いと言われている赤ワインと比較して、デトックス効果において、白ワインは赤ワイン以上であると言われています

例えば、白ワインには、リンゴ酸や酒石酸といった有機酸が豊富に含まれています。

有機酸の一つであるリンゴ酸には、乳酸を減少させたり、活性酸素を抑制したりする働きがあることに加え、腸の働きを活発にしたり、体内を浄化したりする働きがあると言われています。

また、もう一つの有機酸である酒石酸には、腸内の悪玉菌が増えるのを抑制し、善玉菌を増やすという働きがあります。

このように、白ワインには腸内のバランスを整える作用があるおかげで、便秘になりにくくなり、結果として大腸癌の防止につながるというわけです。

白ワインの殺菌作用も大腸癌防止に効果的

ストレッチをする女性

さらに、白ワインシャブリには優れた殺菌作用もあります。

アルコールと白ワインの持つ有機酸との組み合わせによって、本来アルコールが持っている殺菌効果がより一層強化されるとともに、そこに即効性も加わります

そのため、サルモネラ菌や大腸菌などに対する高い抗菌力を期待することができます。

白ワインを飲むたびにその殺菌効果が強化され、大腸癌防止に大きな効果を発揮すると言われています。

ただ、白ワインはお腹に良いからといって飲み過ぎはよくありませんので、1日1~2杯程度を目安に考えましょう。

便秘でお腹の調子が良くない方や、癌のリスクを下げたいと思っている方は、白ワインの飲む量に気を付けながら健康管理を行っていきましょう。