
肌寒くなるとなぜか懐かしくなる甘酒。
最近では甘酒の健康効果に注目が集まり、四季を問わず年中愛飲されている方も増えているようです。
言い古された感もありますが、「飲む点滴」とも称されて愛飲されている甘酒。確かに栄養成分が豊富に含まれていますが、焦点を当ててご紹介したいのは甘酒の免疫力アップ効果です。
今回は、甘酒にはどんな秘密か隠されているのか、ウイルスに対抗するためにはどのような種類の甘酒が効果的なのか、をご説明しています。
現在、様々なメーカーから多様な種類の甘酒が発売されていますが、ウイルスに対抗するためには一体どれを選べばいいのやら、と途方に暮れている方のお役にたてば幸いです。
甘酒でウイルスに負けない体を
私たちの周りには様々なウイルスが存在し、隙を見ては体に入り込もうと虎視淡々と狙っています。
身近なところではインフルエンザやノロ、HIV、ヘルペスウイルスなどですが、特に多くみられるのが呼吸器感染症です。
抗ウイルス薬は存在しますが100%効果があるわけではありません。したがって毎年型を変えてやってくるウイルスに対抗するためには免疫機能を日頃から強化しておくことが望まれます。
そこでおすすめしたいものが、手軽に飲める甘酒。
最近は様々なバリエーションの甘酒が登場しているので新顔の飲料と思っている人もおられるかもしれませんが、甘酒の起源ははるか大昔に遡ります。
日本書紀にも登場する甘酒
日本最古の歴史書とされる日本書紀には「天甜酒(あまのたむざけ)」との記述があります。
これが甘酒の起源ではないかと言われていますが、この説が正しければ奈良時代以前から甘酒は日本人に親しまれていた飲料、と言うことになります。
その当時、甘酒とは祭りの時にのみ作られ、神様にお供えした後に参拝者に配られる貴重な飲み物でした。なぜ甘酒はそれほど貴重品扱いされていたのでしょうか?
神様パワーでウイルスを打ち負かす甘酒
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それは甘酒の原料となるお米には7人の神様(七福神)、または88人の神様(米の文字を分解すると八八に見える)が宿ると考えられていたからです。88人はちょっと多いな、との印象ですが、七福神がお米(俵)に宿っていると言われれば納得できます。
皆様も宝船に乗っている七福神の絵をご覧になった方もおられる事でしょう。七福神には子孫繁栄や商売繁盛、健康長寿のパワーがあり、お米はそんな神様の食べ物、と信じられていたのです。
時を経て、室町時代から甘酒の行商が始まり、庶民も手軽に甘酒を楽しめるようになりましたが、その時期の甘酒は酒造の手が空いた時期に副業として作られていたもの。したがって、甘酒を楽しめる季節は「夏」に限られていたとか…。
ウイルスなんて知らなかった江戸幕府は甘酒をスーパーフードに認定
それが江戸時代に入ってからは甘酒は1年中売られるようになり、江戸幕府も甘酒の健康効果を認識。人気の甘酒に目をつけた商人たちが値上げしないように、「通常は1文(現在の150円程度)、最高でも4文」と価格に上限を設けて庶民の健康のために値段の高騰を防いでいたほどです。
その後も夏の甘酒習慣は昭和の初期まで続いていたことから、甘酒の滋養強壮効果で冷蔵庫も冷房もない時代の人々の夏場の健康を支えてきたことがよ〜くわかりますね♪
暑い夏に温かい甘酒!庶民が産んだウイルスに勝つための知恵
ご存知の通り甘酒はアミノ酸やビタミンが豊富な飲料で、暑気払いにうってつけ。砂糖が高価な時代でもあり、ほんのり甘い味は心も体もうるおし、庶民も「飲むと何となく体調がいい」と感じていたのでしょう。
この甘酒を七福神効果や単なる思い込みではないことをしっかりと証明してみせたのが森永製菓(株)です。
甘酒の「夏バテ」「秋バテ」回避効果
森永製菓では、うだるような暑さによる夏バテや秋口に来る夏疲れと甘酒の関係をマウスを使って研究しています。
まず、マウスを2群に分けて半数には甘酒を、残り半数には水を与えて、両者ともに餌は自由に食べさせるようにしました。その時の設定温度は31℃。
通常、マウスは31℃という高温ストレスのもとでは食欲不振に陥り体重も減少してストレスマーカー値も上昇しますが、甘酒マウスは水飲みマウスに比べて、それらの値は低く抑えられていることを確認。
また、31℃の環境から解放されたマウスの行動にも相違点が見られました。甘酒マウスは水飲みマウスに比べて自発的運動量が多かった、つまり活発に行動していた、とのことです。
これらの実験結果から、以下のことが証明されました。
- 甘酒は暑さによるストレスや食欲減退を抑えるだけではない
- 気温が下がってからも行動意欲の減退も防いでいる
毎年、夏にたっぷり遊んで秋口にはダルダルな方は、甘酒マウスを見習って夏に甘酒を飲んでいたら秋口の夏疲れは解消しそうですね♪
なぜ甘酒には夏バテ回避効果がある?
甘酒は米麹を用いて発酵、あるいは日本酒の栄養成分が詰まった酒粕を用いた食品の一種です。
甘酒には栄養価の高いビタミンやミネラルがバランスよく含まれているから、というのが一般的な意見ですが、実はそれらの栄養素はお米由来でもあるのです。どんなに米麹菌が優れていても、お米がなくては優れた栄養素を作り出すことはできません。
忘れちゃいけない!お米の優れた栄養成分あってこその甘酒
最近では糖質摂取を抑える「ロカボ」な人が増えてきて、なんと寿司店でもネタだけ食べてシャリを残す人が珍しくないとか。お米を作っている農家さんが聞いたらどれほどガックリされることでしょうか…。
そこでもう一度、甘酒の元となるお米の素晴らしさを再確認してみましょう。
思わずロカボ返上したくなる!お米にはウイルスに打ち勝つ成分がたっぷり
炭水化物の塊のように言われて一部の人からは避けられているお米ですが、1膳(160g)には、私たちの健康を維持する重要な栄養素が含まれています。
栄養素名 | 働き | 含有量 |
---|---|---|
タンパク質 | ご存知、三大栄養素 | 4g |
脂質 | 0.48g | |
炭水化物 | 59.36g | |
食物繊維 | 腸内細菌の餌となり免疫力を高める。肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化などの生活習慣病を予防する | 0.48g |
ビタミンB3 | 免疫力を1000倍も高める。三大栄養素の代謝に必要な成分。コレステロールを下げる働きも。 | 0.32mg |
葉酸 | 重度の葉酸欠乏は免疫力を損なう、との研究も。細胞の生産や再生と深い関わりあり。妊活・妊娠中に必要不可欠。動脈硬化促進ホルモンを無効化する働きもあり。※摂り過ぎは危険です。 | 4.8μg |
パントテン酸 | 免疫システムをサポート。糖質、脂質、アミノ酸が関係するエネルギーの代謝に関わる。ストレスに晒された時に副腎の機能を助ける機能も。 | 0.4mg |
ビオチン | 不足すると食欲不振やうつ病の原因に。コラーゲンの生成や免疫機能にも影響する。 | 0.8μg |
カリウム | 血圧調整作用。体内の酵素を活性化させる働きも。 | 46.4mg |
マグネシウム | 骨、心臓、免疫系をサポート。体内の300種類もの酵素を働かせる「縁の下の力持ち」的存在。骨粗しょう症や片頭痛のリスクも低下。 | 11.2mg |
亜鉛 | 活性酸素の消去。味雷(みらい)センサー、免疫細胞の活性化に不可欠。 | 0.96mg |
セレン | 亜鉛と一緒に摂ることで免疫システムを強化する。抗酸化酵素の活性化を助け、酸化による老化や組織の硬化を予防。 | 1.6μg |
モリブデン | 有害物質を分解。 | 48μg |
オレイン酸 | 体内の免疫組織を活発にする。生活習慣病予防。 | 108.8mg |
ロイシン | アスリート御用達のBCAA構成メンバーの1つ。筋肉量と筋力の向上、肝機能アップ効果。 | 304mg |
アルギニン | 免疫細胞のマクロファージ※を活性化。 | 304mg |
グルタミン酸 | リラックス成分であるGABA(ギャバ)生成、免疫レベルを高める。 | 656mg |
ヒスチジン | アルギニン、グルタミンと共に免疫システムが正常に働くように修復。 | 97.6mg |
…などです。
※マクロファージ:白血球の一種で、異物が体内に侵入して細菌感染や炎症が発生するとそれを捕まえて食べてしまう頼もしい助っ人。さらにインターロイキンなどのタンパク質を分泌して免疫機能を活性化させます。
上記のような優れた栄養素(アミノ酸合計3680mg)を含むお米と米麹を合わせて発酵させて甘酒にすると、驚くべき成分が新たに誕生します。
酒粕甘酒については後述します。
お米+米麹→米麹甘酒はローカーボ派におすすめ
米麹とは、日本酒を造る最初の段階で蒸し米に麹菌を振りかけて培養した物です。日本酒造りではその後酒母を混ぜることでアルコール発酵させますが、甘酒造りでは酒母は使わないので、アルコール飲料とはなりません。
さて、米麹を使った甘酒造りは、通常、お米を柔らかく煮たおかゆと混ぜて発酵させる方法が用いられます。混ぜた後は8時間ほど50〜60℃前後で保温しますが(この製法から「一夜酒」との呼称も)、この段階で優しい甘味(高価なオリゴ糖として有名な「ソロホース」も含む)も作られるので、砂糖などの甘味料を添加する必要はないとされています。
- お米の炭水化物は麹菌が分泌するアミラーゼを介して、ブドウ糖やオリゴ糖に分解されて甘くなる→ダイエット中の方や夜に飲まれる方におすすめ
女性必見!甘酒はお肌にも効果あり
甘酒にはお米を構成しているその他の栄養素も失われずに残っていますが、発酵することで以下の成分が新たに生成されています。
この件については20〜64歳の女性に4週間甘酒を飲んでもらった実験も行われていますが、特に40歳以上で中程度の乾燥肌を持つ女性の肌状態を改善する、との結果が得られました。
しかも、乾燥肌改善に役立つだけではないことも判明!甘酒に含まれるお肌関係の栄養素とその働きは以下の通りです。
光老化抑制。急性肺障害の潜在的な治療法としても期待されている。
メラニン生成抑制、美白、抗炎症効果。
米麹甘酒の特徴を述べてきましたが、酒粕甘酒が米麹甘酒に劣っているわけではありません。
酒粕甘酒だってウイルスに対抗!
酒粕とは、蒸し米に麹菌をまぶしてから酒母を混ぜ、アルコール発酵させてもろみを作り、日本酒を絞った後に残る固形物です。
酒粕で作った甘酒はアクティブ派に
酒粕甘酒の原料は酒粕とお湯。2つの材料を混ぜるだけで出来上がるので自宅でも簡単に作れますが、問題は味です。
酒粕にはすでに栄養分が豊富に含まれているので発酵させる必要はなく、お湯で溶かしただけで飲料にすることは理にかなっているのですが、残念ながら甘味に欠けているのでほとんどの方は糖分を加えないと飲みにくいと感じることでしょう。
したがって、蜂蜜や砂糖などが加えられています。ということは酒粕甘酒は、脳や体にエネルギーが必要な朝にぴったりですね。
はつらつとした1日をスタートするためには、毎朝の酒粕甘酒をおすすめします。
酒粕のアルコール分が苦手な人は…
手作りした場合の酒粕甘酒のアルコール分が気になる方は、酒粕とお湯を同量混ぜて耐熱容器に入れて、電子レンジ加熱するとアルコール分はある程度飛びます。加熱時間は酒粕とお湯のミックスがふつふつとする程度です(ふんわりラップをお忘れなく)。
どうしても酒粕のアルコール分に馴染めない方は、酒粕を乳酸菌で発酵させた「さかすけ」※を使うと便利です。アルコール分はないし、乳酸菌効果でお腹の健康にもプラス。料理に使ったりヨーグルトに混ぜて飲んだり、と酒粕の利用の幅がグッと広がります。
※「さかすけ」の詳しい情報は、下記記事の『麹・乳酸発酵甘酒【もと】』でも紹介しています。

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酒粕はお通じにも肌にもいいと聞いて普通の酒粕を買ってみたものの、アルコール分はあるし、硬くて使いにくくて結局使わなかったのですが
これはアルコール分もなく、ヨーグルトに1さじ混ぜて毎朝家族で頂いています。酸味もヨーグルトと一緒なら気になりません。
米麹甘酒+酒粕甘酒でウイルス問題解決!?
さて、上記でご紹介してきました米麹由来の甘酒と酒粕由来の甘酒。どちらも栄養に優れていますが、
- 米麹甘酒ではフェルラ酸エチルエステルが含まれていない
- 逆に酒粕甘酒ではエルゴチオネインが不足している
という結果が出ています。
では、どうしたらいいの?と悩むまでもありません。米麹甘酒と酒粕甘酒を一緒に飲んじゃえば解決!
米麹+酒粕甘酒で免疫力増強
森永製菓では、甘酒に免疫機能を上げる効果があることも研究で証明しています。
そして、その研究対象となった甘酒は米麹と酒粕両方で作ったもので、
米麹+酒粕甘酒は、抗酸化力や免疫力アップに優れていると言われる緑茶よりも3倍の効力があった
と結論付けています。
では、現在、米麹と酒粕をミックスした甘酒は市販されているのかと調べてみましたが、圧倒的に米麹甘酒の数が多く、米麹+酒粕甘酒は少ない模様です。しかし、その数少ないミックス甘酒の中から、さらに免疫力アップに貢献しそうな甘酒をピックアップしてみました。
スーパー酒粕「さかすけ」って何?米麹とダブルでウイルスに対峙する『麹・乳酸発酵甘酒【もと】』
乳酸菌発酵酒粕「さかすけ」は発酵の街・新潟県が独自開発したスーパー酒粕です。「さかすけ」には健康を下支えする3つの乳酸菌※が使用されて酒粕を発酵させたもの。したがって、アルコール分はゼロです。しかも、【もと】には米麹もプラス!
酒粕甘酒のアルコール分や匂いがネックになって避けていた人には朗報ですね!
- アレルギー性鼻炎を抑え肥満抑制作用があるSK−4菌
- 血圧上昇抑制作用や、リラックス効果があるSV−8菌
- 抗腸瘍作用があるとされる多糖(デキストラン)を生産するSH−10菌
乳酸菌の力で腸内環境も整い、強力にウイルスに立ち向かえます。詳しくは新潟県醸造組合のサイトをご参照ください。

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今代司酒造 乳酸発酵甘酒 もと。
乳酸の酸味があってほんとに面白い甘酒!!
美容にもよいらしいのでオススメです♩#新潟 #地酒 #日本酒 #甘酒 #今代司 #今代司酒造 #酒蔵見学… https://t.co/frriPl4P4z— 酒の宿 玉城屋 (@tamakiya_) June 11, 2017
大吟醸麹と酒粕でグルメも満足な抗ウイルスドリンク『大吟醸deあま酒』
滑らかな舌触りと風味で魅了される甘酒の原料はなんと大吟醸!甘酒といえども手を抜きたくない左党のために造られた飲む点滴です。

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- 内容量:190g×30本
- 原材料:砂糖、米麹、酒粕、食塩、酸味料
- 商品サイズ(cm):11×27.4×32.7
- 特徴:大吟醸の酒粕使いだから米粒感なし。程よい甘みで口当たりもサラリ!
ガブ飲みする美味しさ!
甘くてドロドロの甘酒が苦手なのでスッキリ飲みやすいタイプを探していました。酒粕100%良かったですが、飲んでみるとほのかな甘さでさらっとして美味しいです。アルコール1%未満だし、麹と酒粕の両方の栄養が採れて結果満足です。またリピします!
−かすたま
素朴な甘さとつぶつぶ舌触りがクセになる!ウイルス対策に『やます 甘酒の素』
たっぷりな量なので冷凍保存しておいて、好きな時にスプーンで取り出してサッとお湯と混ぜるだけ!コスパ最高な甘酒といえばこちらです。

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- 内容量:1kg×1個
- 原材料:米、米こうじ、砂糖、酒粕、食塩
- 商品サイズ(mm):260×120×60
- 特徴:米麹で甘酒を作ってから酒粕を加え、砂糖と食塩で風味を整えた甘酒。3倍量の水で割って飲む人が多いようですが、濃い目が好きな人は半量の水でもOK。豆乳で割っても美味。
甘酒として売られているものには二種類あり、どちらも日本酒と関係があります。
お米から日本酒を造る場合、まずコウジカビでお米のデンプンを糖に変えます。この段階のものが第一の甘酒です。これを日本酒にするには、酵母菌によって糖をアルコールに変えたのち搾ります。その搾りかすが酒粕で、焼いて食べたり粕汁に使ったりします。酒粕にはほとんど糖分が含まれていないので、それ自体は甘くありません。これに砂糖と水を加えたものが第二の甘酒です。
どちらの甘酒なのかは原材料を見ればわかります。「米、米こうじ」とあれば第一の甘酒、「酒粕、砂糖」とあれば第二の甘酒です。この甘酒の原料を見ると、二種類の甘酒を混合したもののようです。それだけ多様な発酵生産物を含んでいるものと期待しています。開封したらすぐ別容器に入れ替えて冷凍庫に保管しています。カチカチにならず、スプーンで必要量をすくい取ることができます。
抗ウイルス甘酒研究で右に出るものなし!大御所・森永製菓の『酒粕と米麹のダブル発酵素材使用 甘酒』
甘酒の機能性研究で有名な森永製菓ですが、さすがに甘酒商品もラインナップが豊富です。その中でもベーシックな甘酒がこれ!

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- 内容量:190g×30本
- 原材料:米麹、酒粕、砂糖、食塩、調味料
- 商品サイズ(mm):111×324×271
- 特徴:言わずと知れた、甘酒研究でも有名な会社。甘酒の種類も豊富ですが、こちらはベーシックタイプでお手軽なので飽きずに飲み続けられます。
甘酒大好きな私が特に好きなのが、この森永の甘酒。好みにもよると思いますが、甘さと酒粕の濃さが丁度いいです。で、まとめ買いでイオンよりも安くて(レビュー記載時)お家まで運んでくれる手軽さ。楽で安くて、この上ないですね。
張り詰めた生活はウイルスを呼び寄せる原因にもなる
神経にはアクセルを踏んだ状態の交感神経と、まったりとリラックスした状態を作る副交感神経があります。
現代では交感神経が優位に立つシーンが多いものですが、その状態が続くと免疫力が弱くなります。では副交感神経ばかりが優位になれば健康なのか、と言うとそうでもないようです。
要は2つの神経のバランスにあります。
昼間は活発に行動しても、夜は日本酒を飲みながら心静かにくつろぐ…。
そんなバランスが取れた生活も免疫力に関係していることを忘れないようにしましょう。
参照資料
・「カイコを使った実験により、酒粕と米麹を同時に摂取すると自然免疫機能が促進されることがわかりました」森永製菓
・「Vitamin B3 ‘helps kill superbugs’」BBC NEWS
・「麹菌の生産する抗菌物質(アスペラチン)の製造法」 Akita Prefectural University
・「独立行政法人酒類総合研究所との共同研究により“酒粕と米麹”を使用した甘酒にストレスを和らげる作用が期待される成が含まれる新たな特長を見出しました 」森永製菓