
昨年は1月から2月までインフルエンザが大流行しましたが、今年もすでにインフルエンザで体調を崩している人も身近で増えています。
実際、国立感染症研究所によると、インフルエンザ定点医療機関を受診した患者数は77,425人(2019年12月18日のデータ)。定点以外を含む全国の医療機関を受診した人は、2019年第36週以降の累計受診者は、約150.9万人。例年よりも早く流行しそうな気配です。
インフルエンザは風邪と違って感染力が強く、患者さんの咳やくしゃみなどの空気感染で広まっていきます。
また、高熱が出るだけではなく、肺炎などの重篤な合併症を引き起こすこともあるので要注意です。
今回は、
- この症状は風邪かインフルエンザか?
- インフルエンザで合併症?死亡もあるって本当?
- インフルエンザワクチンは効くのか、効かないのか?
- 1月にインフルエンザワクチン接種をしても効くのか?
- マスク着用は無駄なのか?
- インフルエンザに強い体質作りの方法はあるのか?
- 絶品「卵酒」の作り方
などの疑問について解説いたします。
まず知っておきたいインフルエンザと風邪の違い
インフルエンザとは、
インフルエンザウイルスによって鼻、喉、時には肺に感染したことで引き起こされる伝染性の呼吸器疾患で、軽度から重度の病気を引き起こし、患者の体力によっては死に至ることもあります。
インフルエンザと風邪の相違点
自分が単なる風邪なのかインフルエンザなのかを知りたい時は、以下の表を参照してください。
※あくまでも目安です。不安な方は医師の診断を受けてください。
症状 | インフルエンザ | 風邪 |
---|---|---|
(ウイルス名) | インフルエンザウイルス | アデノウイルス、ライノウイルス、コロナウイルス |
症状の進み方 | 突然に発症 | 徐々に発症して長期化することも |
熱 | 通常3〜4日続く | 出ない場合もある |
筋肉痛、関節痛 | かなり痛む | 痛む場合もある |
寒気 | 強い | ない場合もある |
疲労感 | あり | ない場合もある |
くしゃみ | かなり出る | よく出る |
鼻づまり | あり | よく詰まる |
喉の痛み | ない場合もある | よく痛む |
頭痛 | あり | ない場合もある |
合併症 | 副鼻腔炎、気管支炎、耳の感染症、肺炎(命に関わる場合も) | 耳の感染症 |
インフルエンザの症状
インフルエンザと風邪の違いがわかったところで、さらに詳しくインフルエンザの症状を見てみましょう。
インフルエンザは何の前触れもなく、突然発症します。以下のような症状が出たら、インフルエンザ感染を疑いましょう。
- 発熱、微熱、悪寒を感じる(発熱しない人もいる)
- 咳をする
- 激しい筋肉痛、頭痛、めまい、疲労感
- 胸、腹部の痛みや圧迫感
- 嘔吐や下痢(子供に多く見られる)
- 排尿不全
- 慢性病状悪化など
※上記の症状が必ずしもインフルエンザの影響とは言えません。他の疾病の可能性もあるので、自己判断せず、必ず医療機関で診察を受けてください。
インフルエンザはどのように感染する?
インフルエンザは空気感染します。
- 咳
- くしゃみ
- 会話中に飛んでくる唾…「口角泡を飛ばす」をイメージしてください。
- インフルエンザ患者に触り、その手で自分の口、鼻、目などに触れることでも感染する
※咳やくしゃみをした場合、その飛沫は1メートル先まで拡散します。
インフルエンザの潜伏期間と軽快期間
大まかにはインフルエンザに感染して症状が出るまで2日、と言われていますが、インフルエンザの種類によって以下のような違いがあります。
急激な38℃超えの熱
筋肉痛など全身に強い痛み
咳、鼻水、吐き気
37℃の発熱
筋肉痛など全身に強い痛み
腹痛、下痢
高熱は2日程度で軽快
風邪との見分けが難しい
従って、前日には元気だった人が翌日に症状が出たら、昨日会った友人などに「もしかしたらインフルエンザうつしたかもしれない」と注意を呼びかけた方がいいかもしれません。
インフルエンザは通常、1週間前後で軽快するとされていますが、中には重篤な症状に陥る人もいます。
インフルエンザの合併症
インフルエンザで重篤な症状が引き起こされることがあります。それは「インフルエンザ脳症」と「肺炎」です。
1、インフルエンザ脳症とは
発熱で脳が腫れて意識障害やケイレンの症状が出ることがあります。
主に5歳未満の子供に発症することがあり、重症になれば死亡することもあるので油断できません。
その他、子供は中耳炎にもかかりやすくなります。
2、肺炎とは
インフルエンザ感染によって抵抗力が低下して、二次感染を引き起こして肺炎が発症します。
主に高齢者に多く見られる症状です。
合併症は子供や高齢者に多いのですが、以下の方々も重症化や合併症を起こしやすいので特に注意が必要です。
- 28週以降の妊婦さん
- 慢性的呼吸器疾患患者
- 慢性的心疾患患者
- 腎疾患患者
- 免疫機能不全患者
- 肥満体の人
インフルエンザ予防方法
インフルエンザに感染した最初の4日間が他人に伝染させる危険な期間と言われていますが、インフルエンザの症状が発覚する1日前から5〜7日後まで他人に感染させる可能性もある、とされています。
インフルエンザ予防の基本〜ワクチン
インフルエンザは咳やクシャミ、話すときの唾などで感染するとされているので「人混みを避ける」、とよく言われます。
しかし、それは現実的ではありません。仕事に出かけるには満員電車に乗らねばならないし、オフィスでは窓を締め切ったままだし…。
そこで、第一におすすめするのがワクチン接種です。
1、インフルエンザワクチン接種のベストタイミング
沖縄などの南西諸島では9月でもインフルエンザが発生します。いわゆる「夏風邪」とも呼ばれていますが、これもインフルエンザ。インフルエンザは一年中発生しているのです。
しかし、夏のインフルエンザはビクビクするほどのものではない、と言われています。
本腰を入れて予防しなければならないのは、寒さと乾燥が続く12月〜3月の冬のインフルエンザです。
2、インフルエンザワクチンは11月から12月上旬に接種
通常、推奨されているワクチンの接種時期はインフルエンザが流行する2週間ほど前です。
ワクチンは接種後すぐに効果が現れるわけではありません。
2週間経たなければ血中の抗体は活性化しないのです。
その後、効果は4〜5か月ほど持続します。
従って、国立感染症研究所の「インフルエンザ流行レベルマップ」や各都道府県が公表しているインフルエンザ情報を参照して、早めにワクチン接種を心がけるようにしたいものです。
3、12月のインフルエンザワクチン接種を忘れても遅くはない
多忙を極める現代人。
病院に行くチャンスを逃して、いつの間にか自分の周囲はインフルエンザに感染している人ばかりになってしまった、と後悔しないでください。
インフルエンザのピークは前述したとおり12月〜翌年の3月までですから、1月に接種したとしても3月までの発症リスクは低くなります。
4、インフルエンザワクチン接種は必ずしも効くものではないことを知っておく
インフルエンザワクチンを打ったから、もう大丈夫、と安心してはいけません。
インフルエンザウイルスは毎年変化しているものなので、100%完璧に効く、とは言えません。
しかし、厚生労働省は今年流行するインフルエンザウイルスを過去の経験に基づいて想定し、ワクチンを決定しています。
それは、A(H1N1)型、A香港型、B型、C型※のいずれかからの想定なので、新型のインフルエンザウイルスが発生すれば効果は期待できないかもしれません。
※過去にB型、C型に感染した方は抗体ができています。しかし、過去にA型に感染した方は、A型には144種類の亜種が存在するので、再び感染する恐れがあります。
しかし、ここで「インフルエンザ予防接種は3,600円もするのに予防確率は100%じゃないなんて!」と、接種をとりやめることは賢明ではありません。
接種しないことで発生するダメージを少なくできる、と前向きに考えて早めに接種した方が気分的にも安心できるのではないでしょうか。
インフルエンザ予防〜ワクチン接種以外に行うべき事
ワクチン接種が最大の予防法ですが、その効果は100%完璧とは言えない…。ということは、その他にもインフルエンザ予防策が必要ですが、ここで第一に挙げられるのがマスクです。
マスクの着用
インフルエンザは感染者の唾液などの飛沫から感染することが多いものです。※この他にも、感染者が触った器具や公共機関のつり革やパソコンのキーボードなどにも24時間生き続け、感染の原因になります。
感染者がくしゃみや咳をすると、その飛沫は約1m飛ぶ、とのことですから、自己防衛のためにマスクをすることは当然の流れです。
1、実はマスクしても効果なし?
最近ではサージカルマスクを選択する人が多いようです。
しかし、もともと病院で使われるようになったサージカルマスクは医師を守るものではなく、医師の鼻や口から分泌される比較的大きな粒子が患者の傷口に入らないようにするために作られたもの。
よって、咳やくしゃみで外から飛んでくる非常に小さな粒子をブロックすることは不可能とされています。
2、マスクは感染リスクを高める?
そして、もっと厄介なことに、マスクの表面にはかなりの細菌が付着していて、着用者がマスクの表面を触った手で自分の目や耳を触ると、そこに細菌は移動するので、マスクをしていても感染するとされています。
そんなに顔を触ってないよ、という人でも、無意識のうちに、1時間に23回も顔に触っている、とのデータもあります。それが、鼻や口であれば気管に細菌が侵入し、インフルエンザに容易に感染するのです。
また、マスク表面を触った手で部屋のスイッチや器具を触ると、そこでも細菌は24時間生存し続けます。誰かがそこを触って、その指で鼻や口などを触れば感染します。
実験では、マスク表面の細菌は僅か2時間で増加していたことから、マスク表面や自分の顔に触らないように注意しながら2時間おきの交換を推奨しているサイトもあります。
米国では「インフルエンザ症状が出ていない人が外出先でマスクを使用することは推奨しない」としています。マスクの表面に付着した細菌で感染するため、結果的には用を成さないからです。
そして、結局、予防のための最善策は予防接種と「頻繁な手洗い」、「顔を触らないこと」としています。
3、安心できるマスクはある?
そうは言っても、マスクなしで電車などに乗ったり人混みの中に出かけるのは気が引けますよね。
FDA※では、公衆衛生医療の緊急事態では、一般の人々の使用に「3M™微粒子マスク」を推奨しています。
※FDAとは、アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)のこと。食品や薬品など消費者が接する機会が多い製品の認可や取締りを行うための強力な権限を持ち、その規制は広範囲に渡っています。

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インフルエンザ予防〜外出後の効果的な手洗い方法
帰宅すればまっさきに手洗いしましょう。
手洗いの方法は、
ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返す
で、ノロウイルス残存数が(約0.0001%)との実験結果がありますので、参考にしてください。
うがいは気分的にスッキリするのであれば行ってもいいでしょうが、気道に侵入したインフルエンザウイルスは取り除けないので意味はない、とも言われています。
また、バスや電車に乗って手が汚染されることが予想される場合は、ウイルスや細菌に対応した携帯用の消毒グッズの利用を心がけましょう。

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インフルエンザ予防〜適度な湿度と室温の保持
インフルエンザウイルスは湿度に弱い、とされています。
通常インフルエンザが活発化するのは湿度と気温が低い季節です。
この時期の乾燥した冷たい空気のせいで、インフルエンザウイルスやゴミなどを粘液で包み込んで体外に排出する粘膜の働きが衰えているからです。
室内の湿度は50〜60%、室温は20〜25℃に保持しておきましょう。

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- サイズ:45×18×41.7cm
- タンク容量 :約2.7L
- 掃除:自動フィルター洗浄運転
- 床面積:断熱材なし約4.5畳(6.9m2)まで・断熱材50mmあり約8畳(12.9m2)まで
万病対策にもなる!「前もって免疫力を高めておく」方法
通常、インフルエンザに感染しても免疫力の強い方は1週間程度で回復するものですが、前述した対策をとっても、予後が長引くこともあります。
そのようなことがないよう、インフルエンザに感染しないようにするためにも前もって免疫力を高めておきましょう。
睡眠の質を高めて免疫力アップ
睡眠時間を増やせば病気を予防することができる、とは言いませんが、睡眠不足は免疫系に悪影響を及ぼし、風邪やインフルエンザにかかりやすい体質にしてしまいます。
感染や炎症と戦う免疫細胞を活性化させることで知られるサイトカインは、主に睡眠中に生産されます。
したがって、慢性的睡眠不足はサイトカインを減少させ、インフルエンザワクチンの効果発揮にもダメージを与えます。
では、具体的にはどのようにすれば睡眠の質が向上するのでしょうか。ここからは日本酒を使って免疫力を上げる方法をご紹介します。
1、清酒酵母を摂る
ライオン(株)が、睡眠の質を高める物質を発見しました。その名は「清酒酵母」。
清酒酵母とは、お米を発酵させて日本酒を作る時に必要な「自然界に存在する微生物」です。
日本酒は酵母でお米を発酵させてできるもろみを濾過して得られた液体のことですが、ほとんどの日本酒はその後火入れされてしまうので酵母は死滅。日本酒からの酵母摂取は不可能に思えます。
しかし、無濾過で火入れをしない生酒の場合は酵母が生きている可能性があり、日頃から火入れなし無濾過の日本酒を愛飲していれば、睡眠の質の向上は可能かもしれません。
ちなみに、「酒造りの神様」とも呼ばれている農口尚彦氏のお顔を拝見しましたが、とても今年88歳になる方とは思えません。艶のあるお肌は、16歳から酒造りに携わってこられたからこその賜物でしょうか。

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2、布団に入る100分前に日本酒を飲む
睡眠研究で有名なスタンフォード大学の西野精治氏は、少量の日本酒なら寝つきがよくなる、と著書で述べておられます。
その際に飲む日本酒の量は1合程度。多量に飲むと逆効果なのでご注意!
詳しくは以下の記事をご参照ください。
体ほっこり卵酒で「鼻」を温めてウイルス撃退
鼻は外部からのウイルス侵入から体を守る働きをしています。
しかし、体が冷えて鼻内部の温度が下がると毛細血管が縮小し、鼻の血液の循環が悪くなるため、鼻は防衛機能を果たせません。ウイルスはそのまま体に入ってしまいます。
そこで、おすすめなのが日本のソウルドリンク「卵酒」。体が温まれば鼻の内部も温まります。
また、風邪引きの初期に飲めば、卵白に含まれているリゾチームが細菌と戦ってくれます。
1、日本酒と卵黄の効果
日本酒には、
- 体を温める
- 睡眠の質を上げる
- 体を温めて毛細血管を開く
などの効果もあります。
卵黄は栄養豊富でアミノ酸とビタミンのビオチンも含まれており、健康な細胞を作り出す働きをしています。
蜂蜜やショウガを入れるなどアレンジ可能なので、飽きずに飲むことができます。
2、おすすめ「卵酒」の作り方
- 卵:1個
- 日本酒:1合
- 蜂蜜:大さじ2
- お好みでショウガ少々
- 卵を溶きほぐし、茶こしを通して、マグカップに入れておきます。漉すことで「ダマ」ができずに滑らかな仕上がりになります。
- 日本酒を小鍋に入れて、弱火で沸騰させてアルコールを飛ばします。
- 日本酒が熱いうちにマグカップに少しずつ注ぎながら、お箸やスプーンで混ぜます。
- とろっとしたら蜂蜜等を入れて出来上がりです。
日本酒はどの種類でも構いませんが、できれば燗をつけても美味しい日本酒がおすすめです。

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- 蔵元:福島・人気酒造
- 受賞歴:2017年燗酒コンテスト最高金賞受賞
- 味の特徴:冬はもちろん、夏でも美味しい燗酒
- その他:フォーミュラ・ニッポンの表彰式で使われている蔵元の日本酒
アツアツの卵酒を飲んでほっこり温まり、鼻内部の温度を上げてウイルスを撃退しましょう。
不十分なお口のケアでもインフルエンザに!?
日頃から口腔衛生に気を配っている人はインフルエンザに感染しにくいことをご存知でしたか?
逆に、口腔ケアを怠っている人の口の中には歯周病菌由来の酵素があり、インフルエンザに感染しやすくなるのです。
口腔ケアの基本は毎日の歯磨きですが、歯が口の中に占める割合は25%。歯を磨いただけでは効果はありません。
では、どうすればいいのでしょうか?
「舌磨き」を習慣に
舌には舌苔がひしめき合っていますが、そこにウイルスが付着しやすくなります。
舌磨きは1日に1回で十分と言われています。あまりケアしすぎると、味覚を感じる味蕾機能を壊してしまいます。
使用するブラシは歯ブラシではなく、舌用のブラシを使います。
睡眠中に細菌が繁殖しているので、朝一番に舌磨きをすることをおすすめします。

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- 内容量 : ジェル85g+専用タンブラシ1本+ミニジェル7g
- 製品概要 : 口臭を予防し、口中を清潔にするジェル。ネバネバと口臭の原因菌を除去。
まとめ:自分は大丈夫でも周囲にウイルスを撒き散らしていることも
感染力が強いインフルエンザの予防法は、なんと言っても予防接種と毎日の生活習慣の改善です。色々と書きましたが、まとめると以下のようになります。
- 予防接種
- 手洗い
- マスク着用
- 良質の睡眠
- 適切な湿度と温度
- 口腔ケア
また、
- 日常的に解熱剤やステロイド剤を飲んでいる人
- 高齢で免疫力が少ない人
は、インフルエンザの特徴である発熱がないので見落とされがち。自分でも知らずにインフルエンザウイルスを排出して患者を増やしていることもあります。
周囲の人も大変ですが、本人も気付かないうちに重症化してしまうかもしれないので注意してあげてください。
また、仕事の関係で十分な回復を待たずに職場に復帰する人もいますが、それも新たなるインフルエンザ患者を作り出すことになります。
そのような事態を引き起こさないためにも、少しでも体に異常を感じたら、必ず病院で診察を受けましょう。
参照資料
・「インフルエンザ流行レベルマップ」NIID国立感染症研究所
・「Flu or Cold Symptoms?」WebMD
・LiuZhiqing et al.「Surgical masks as source of bacterial contamination during operative procedures」ScienceDirect
・「Prevention Strategies for Seasonal Influenza in Healthcare Settings」U.S. Department of Health & Human Services
・Kwok YL et al.「Face touching: a frequent habit that has implications for hand hygiene.」NCBI
・「Masks and N95 Respirators」FDA
・「手洗いの時間・回数による効果」国立医薬品食品衛生研究所
・Penelope A. Bryant et al.「Sick and tired: does sleep have a vital role in the immune system?」Springer Nature
・Nakamura Y et al.「Oral administration of Japanese sake yeast (Saccharomyces cerevisiae sake) promotes non-rapid eye movement sleep in mice via adenosine A2A receptors.」NCBI
・Abe S et al.「Professional oral care reduces influenza infection in elderly.」NCBI