数年前から乙女心をきゅんと言わせる和菓子と日本酒のマリアージュがささやかれていましたが、最近になって和菓子と日本酒をサービスするお店が急に増えてきた感がありませんか?
しかし、実は、昔からお汁粉やお団子は日本酒に合う、ということはわかっていたのです。そう、まるでチーズとワインのマリアージュがお互いの味わいを増幅させるかのように…。
そして現在、和菓子と日本酒のマリアージュを楽しむセミナーやイベントも盛んに行われており、風流でビジュアル感のある和菓子と日本酒の組み合わせに魅力を感じて、そのマリアージュにハマる人も少なくはありません。
和菓子も日本酒も古くからある日本の食文化。マリアージュできないわけはないのですが、せっかくお気に入りの和菓子と日本酒を合わせるのですから最高のマリアージュで楽しみたいものです。
今回の記事では、
- 和菓子×日本酒、マリアージュの基本
- 和菓子のカテゴリーとは
- 和菓子は甘口と辛口の日本酒で楽しむべし
- SNSで紹介された和菓子と日本酒のベストマリアージュ
などをご紹介します。
「和菓子と日本酒のマリアージュ」淡麗辛口新潟では常識
和菓子に日本酒をマリアージュさせるのは今に始まったことではありません。淡麗辛口の日本酒で知られる新潟では、以前からゆべしを肴に日本酒を飲むことはごく普通のことだったのです。
「ゆべし」とは漢字表記では「柚餅子」。ゆずを使ったお餅のことです。
日本各地ではそれぞれの地域の特色を生かしたゆべしがありますが、米どころ新潟県では出荷できない欠けたうるち米を米粉にして、ゆず、砂糖、蜜などを入れて作っていた、という歴史があります。
現在ではもち米に砂糖や蜜、柚子(くるみを使う場合もあり)などを加えて蒸したものが主流。ゆべしはれっきとした和菓子なのです。
お米を原料に使った和菓子は、同じくお米を使った日本酒とは最高のマリアージュ。
でも、あんこや羊羹は豆が主役。それでも日本酒とマリアージュできるのでしょうか。
そんな疑問を解決するためには、まず和菓子の種類から知っておき、実践された方のSNSを見ていきましょう。
「和菓子と日本酒のマリアージュ」和菓子の種類
和菓子というとまず思い浮かぶものが練り物ではないでしょうか。上品で季節ごとに違うデザインをあしらった練り物の和菓子はまるで芸術品のようです。
練り物の他に、和菓子には餅もの、蒸しもの、焼きもの、流しもの、揚げものなどもありますが、それらは大きく分けると生菓子、半生菓子、干菓子に分類されます。
生菓子
生菓子の種類は、流しもの、餅もの、練りもの、蒸しものに分けられます。特徴は、
- 水分を30パーセント以上含み、生の風味がある
- 口あたりがしっとりとしている
- 種類は、餅菓子、まんじゅう、水分量が多い羊羹や求肥など
生菓子の中でも四季折々の季節感が感じられ、味だけではなく美しさも鑑賞できる「練り切り」や「こなし」などの生菓子は「上生菓子」と呼ばれています。
上生菓子とは
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上生菓子とは、茶席での主菓子(おもがし)、お祝いの場、新年などの席で用いられることが多い生菓子です。
普通の和菓子との違いは、
- 芸術性に富んでいる
- 自然や季節の風物で特に美しい部分を模し、繊細な細工を施して耽美的に仕上げる
- 季節限定のものが多い
- 和歌や文学を下地とした形状もある
- 有名な上生菓子は前もって注文が必要
などです。
材料に白あんやもち米を使って「練り切り」にしたり、生地に「こなし」を使うことが多いのも特徴です。
練り切りとは
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主に関東地方で使われている和菓子作りの手法で、特徴は以下の通りです。
- 鍋に求肥や山芋、砂糖とあんを入れて混ぜながら炊き上げる
- 様々な色に染められ繊細な細工が施されている
こなしとは
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「こなし」とは「熟す(こなす)」と同じ意味で、思い通りの柔らかさになるまでもみこむことです。主に関西地方で用いられる手法で、
- 白あんに薯蕷(じょうよ)粉、または小麦粉を10%ほど混ぜて蒸す
- 熱いうちに砂糖を混ぜてよく揉む(このことを「こなす」という)
上記の過程を経てできた上生菓子をこなしと言い、その特徴は、
- 色をつけて、あんを包み込んで美しく整形して仕上げることもできる
- 形を保つための最小限の柔らかさでホロリととろけるはかなさがある
- 弾力性も最小に抑えているので軽い口あたり
- あっさりと上品な味わい
和菓子の世界では、「こなしを体得してこそ一人前の和菓子職人」と言われるほどの重要な技術です。
練り切りとこなしの味の違い
練り切りもこなしも見た目はほとんど同じですが、ちょっとした味の違いがあります。両者を食べ比べてみると
- 練り切り…練られているので口当たりは少々しっかり目、あんの風味がある
- こなし…蒸し上げられているせいか、さらりとした口当たりで柔らか目
でも、人によって印象は様々。日本酒を飲みながら食べ比べをするのも一興ですよ♪
半生菓子
- 水分含有量は10〜30%
- 中身は生菓子風で、外側は乾いていることが多い
- もなか、しっとりした甘納豆、水分量が少ない羊羹や求肥など
干菓子
- 水分含有量は10%以下の乾きもの
- 和三盆、落雁(らくがん)、(水分が少ない)甘納豆、せんべい、飴など
「和菓子と日本酒のマリアージュ」の基本
この和菓子にはこの日本酒が合いそう、と思って購入した日本酒。
実際に和菓子をつまみながら飲んでみると、想像とは違っていた、なんてこともあります。そんな失敗を避けるために、まずは、マリアージュの基本からおさえておきましょう。
同調(甘口)と対比(辛口)で楽しむ
「同調」とは味や香りが似たものを合わせることです。和菓子とは大抵が砂糖を使って甘くしてあることから、日本酒も甘口のものを合わせるとお互いの良さを高め合い、お口の中で一体化して新しい美味しさを生み出します。
「和菓子と日本酒のマリアージュ」実践:上生菓子編
ネット上では日本酒と和菓子の様々なマリアージュが提案されています。
その中でも、実際に和菓子と日本酒のマリアージュを実践して発信されているSNSや記事を参考にして、ぜひ試してみたいおすすめの組み合わせをご紹介します。
「練り切り」系和菓子と日本酒のマリアージュ
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『和菓子と甘口系日本酒のマリアージュ』月桂冠「純米大吟醸生酒」
白あんを使った上生菓子には、大吟醸の生酒をマリアージュ。
では、辛口の日本酒とマリアージュしたい時の日本酒は何がいいのでしょうか。
『和菓子と辛口系日本酒のマリアージュ』白龍酒造「吟醸 龍甕(りゅうがめ)熟成生原酒 直詰め」
コックリした黄身あんを使った上生菓子などには熟成生原酒がぴったりマリアージュします。
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こなし系和菓子と日本酒のマリアージュ
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他の店ではみられないほどきめ細やかな漉しあんで有名な京都の老舗和菓子屋「嘯月(しょうげつ)」。数ある和菓子の中でもシンプルなシェイプの「山みち」は代表的な秋の銘菓です。
山みちは羊羹を柔らかくしたような食感。上部に黄色、緑、橙色に色付けされて秋の山を表している部分はこなしで作られています。
『和菓子と甘口系日本酒のマリアージュ』向井酒造「伊根満開」
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季節限定の山みちとマリアージュする日本酒は、丹後半島・伊根町の女性杜氏が赤米で醸した珍しい日本酒。
派手感はなくても品の良い甘さの山みちとは、ビジュアル的にも最高のマリアージュ!
では、山みちを辛口の日本酒とマリアージュしたい時におすすめの日本酒をご紹介します。
『和菓子と辛口系日本酒のマリアージュ』笹祝酒造「純米大吟醸 笹祝 越淡麗仕込」
淡麗辛口の日本酒とマリアージュしたい時におすすめの銘柄が笹祝 。
「越淡麗」とは山田錦を母とし、五百万石を父として掛け合わせて完成し「山田錦を超える」と評価される新しい酒造好適米のこと。
その味わいは淡麗でスッキリ、それでいて口当たりはふっくらと柔らかさを感じるふくよかな酒質が特徴です。
和菓子の甘さとマリアージュすることで笹祝の旨味は増幅し、それでいてお口の中はさっぱり。漉しあんの滑らかさと繊細な味わいを感じるためにも最適な一本です♪
「和菓子と日本酒のマリアージュ」実践:生菓子編
わざわざ専門店に行かなくても近所のお店で購入できて、気軽に普段のおやつとして楽しめる生菓子。
賞味期限は3日ほどで、女子同士の気のおけない日本酒パーティーを開くのにも最適です。
そんなカジュアルな生菓子にSNSではどのような日本酒をマリアージュしているのでしょうか。
三色団子系和菓子と日本酒のマリアージュ
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ヨモギ色やピンク色が春到来のときめきを表す三色団子は、桜の下で食べたい春の風物詩でもあります。
上新粉と砂糖を水で練って丸めて茹でるだけの団子ですが、これが上質な日本酒とマリアージュするのだからなかなか侮れません。つまり、三色団子はシンプル・イズ・ベスト!を体現した生菓子なのです。
上生菓子に比べると地味な三色団子ですが、春の訪れを祝うために特別な日本酒とマリアージュしたいものですよね。
『和菓子と甘口系日本酒のマリアージュ』高木酒造「十四代 白鶴錦 純米吟醸」
桜の木の下で、春の到来に酔いしれましょう。
では、辛口の日本酒とマリアージュしたい時におすすめの銘柄は?
『和菓子と辛口系日本酒のマリアージュ』今代司酒造「純米大吟醸 岩魚」
新潟県産クラシックコシヒカリで醸した、どっしりした飲み心地が印象的な純米大吟醸。
素朴で懐かしい味わいがある三色団子のむっちり食感と、米感がある力強い原酒とのマリアージュは最高です!
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柏餅・ちまき系和菓子と日本酒のマリアージュ
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のびのびと健康に育って欲しいという親の願いを込めた柏餅やちまきも、日本酒と見事にマリアージュします。
柏餅の歯切れの良さとコシのある食感は、ぴちぴちとした刺激が楽しい発泡酒と合わせるるとグッドマリアージュ。
子供さんが学校に行っている間に早速試してみてはいかがでしょう(^^;;
『和菓子と辛口系日本酒のマリアージュ』獺祭「純米大吟醸 スパークリング45」
大吟醸のスッキリとした香り高い味わいと炭酸の口当たりで、しっかり味の柏餅を食べた後のお口の中はサッパリ。
↓
🔸【獺祭】純米大吟醸級が1,000円?買わなきゃ損!お買い得種類と値段🔸
日本でトップクラスの知名度を持つ獺祭。獺祭ファンなら「獺祭」と命名された由来と意味はご存じでしょうか…
さて、甘口の日本酒とマリアージュする時におすすめしたい銘柄は、
『和菓子と甘口系日本酒のマリアージュ』柏露酒造「HANABIスパークリング純米酒」
初めて和菓子と日本酒のマリアージュを試す方は、「HANABI」から始めてみてはいかがでしょうか。
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「和菓子と日本酒のマリアージュ」実践:半生菓子編
半生菓子は生菓子に比べて水分含有量が少ない和菓子です。あんもの、焼きもの、砂糖漬けもこの部類に入り、日持ちは3日から1週間。
もなか系和菓子と日本酒のマリアージュ
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「湯もち本舗 ちもと」八里は、箱根馬子唄の歌詞にある馬子の鈴の形をした一口もなか。北海道産小豆を練り上げた漉しあんを香ばしく焼き上げたもなかの皮に詰めてあります。
八里のあんに合う日本酒は、喉に送り込んだ後にほんの少々の苦味が残るタイプがぴったり。後味をスッキリさせます。
おすすめの日本酒は、
『和菓子と甘口系日本酒のマリアージュ』木代吉本店自然郷「SEVEN 純米吟醸 中取り」
「SEVEN」とは福島オリジナル酵母「F-7」から来たものです。F-7が生み出すフルーティーな香りの中にも米の旨みが堪能でき、甘さと酸が調和した芳醇な味わいの純米吟醸です。飲み口は爽やかでほんのり甘口。
女性にも好まれるSEVENは、香ばしいもなかの皮に包まれた小豆あんと絶妙にマリアージュします。
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「中取り」とは、もろみを搾り取る「上槽」という段階で、二番目に搾り取られる日本酒のことです。
最初に搾り取られた日本酒は「あらばしり」と称され、その味は濃厚で力強くインパクトがある味ですが、その次に絞られる中取りの味は落ち着いたまろやかな味。香りとのバランスが良い日本酒とされています。
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🔸そうだったのか!複雑な日本酒の種類が一目瞭然でわかる一覧表🔸
「あらばしり」「中汲み」「責め」の区分をしている蔵元の日本酒は普通の日本酒よりも手間暇をかけて作られている、と言えます…
では、辛口の日本酒とマリアージュする時にはどのような銘柄がおすすめなのでしょうか。
『和菓子と辛口系日本酒のマリアージュ』頚城酒造「越路乃紅梅(こしじのこうばい)大吟醸酒」
平成30年全国新酒鑑評会にて金賞を受賞した大吟醸酒。シンプルで可愛らしさを感じるデザインは女子会での和菓子と日本酒マリアージュパーティーにもぴったり♪
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「和菓子と日本酒のマリアージュ」実践:干菓子 or 半生菓子編
出来上がりの水分含有量の違いで、同じ甘納豆でも干菓子と半生菓子に分けられる和菓子もあります。
甘納豆系和菓子と日本酒のマリアージュ
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秋の味覚のサツマイモや栗、豆類を砂糖で煮詰めた甘納豆は、イモやマメそのものの風味が生きています。素材の風味を大事にしたいので、合わせる日本酒は吟醸酒がおすすめ。
さらに、イモや豆類が持つコクに負けない純米酒であればベストマリアージュです。
『和菓子と辛口系日本酒のマリアージュ』新潟銘醸 「越の寒中梅 純米吟醸」
飲み疲れせず癖のない味は、甘納豆の持ち味を邪魔しません。
では、甘口の日本酒とマリアージュしていただくと、味わいはどう変わるのでしょうか。
『和菓子と甘口系日本酒のマリアージュ』越後鶴亀「純米吟醸 越後鶴亀 ワイン酵母仕込み」
通常日本酒を造る時は清酒酵母を用いますが、こちらはワイン酵母を用いた特別な日本酒。その味わいはまるで高級な白ワインのよう…♪
リンゴのようなフルーティーな香りと酸味、上質の甘味は甘納豆の素材の味に対峙することもなく、逆に引き立てつつ、喉にもするりと溶け込んでいきます。
ただし、甘納豆をつまみに越後鶴亀を飲んでいると、その絶妙なバランスの良さでぽいぽい甘納豆をつまむ手が止まらなくなり、つい飲み過ぎてしまうことがあるとの報告があるのでご注意ください!
「和菓子と日本酒のマリアージュ」実践:干菓子編
「干菓子」とは、水分の少ない和菓子のことで、和三盆、落雁(らくがん)、せんべい、あられ、おこしなどのことを指します。しかし、和菓子カテゴリーの中で「干菓子」と聞いて一番に連想するものは和三盆と落雁ではないでしょうか。
和三盆はサトウキビから作られた砂糖の「和三盆」を型押しして固めたもの。ホロリととろける食感とくどくない上品な甘さが特徴で、茶席での菓子として用いられます。
賞味期限は和三盆、落雁とも180日程度です。
和三盆系和菓子と日本酒のマリアージュ
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口の中に入れると甘味がふんわりと感じられ、次にホロリととろける、品の良い甘さの和三盆。
最近では抹茶味、梅味、レモン味などバラエティーに富んだ和三盆も出回っています。そんな繊細なフレーバーをまとった和三盆と日本酒とのマリアージュを完璧にしてくれる日本酒は?
『和菓子と甘口系日本酒のマリアージュ』伴野酒造「Beau Michelle(ボー・ミッシェル)」
さて、皆さんは干菓子をいただく時の音楽って何が合うと思いますか?サニーデイ・サービスの「おせんべい」?いいえ、ビートルズの「ミッシェル」が正解!
伴野酒造が醸すBeau Michelle は、蔵に流れるビートルズの名曲を聞いて育ったおしゃれな日本酒。
「Beau」とはフランス語で「かれんな」「美しい」などの意味を持つ言葉。それにあやかったかのごとく、Beau Michelle は爽やかな甘味と酸味を持った美しい味わい。ワインボトルを思わせる瓶のデザインもあいまって、日本酒苦手女子でも夢中になりそうです。
また、Beau Michelle は、酒の神様である京都の松尾大社で開かれる酒1グランプリで総合部門1位を獲得しています。
さらに低アルコール(9%)であることから、「3時のお茶の時間」ではなく「3時の日本酒の時間」にもぴったり!
→Amazon Beau Michelle(ボー・ミッシェル)はこちら
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🔸酒の神様は超気さく!日本酒ファンが松尾大社の各種イベントを見逃してはいけない理由】🔸
酒造関係の方達から「酒の神様」と崇められている松尾大社では、日本酒試飲し放題の「酒1グランプリ」が毎年開かれており、投票で1位を決めます…
さて、繊細でプチサイズの和三盆とマリアージュしたい辛口の日本酒は?
『和菓子と辛口系日本酒のマリアージュ』宝山酒造「飲み比べ ひと飲み酒 7本セット」
一升瓶も四合瓶も冷蔵庫では場所をとる、開栓後はできるだけ早く飲まなくてはいけないけれど一度に飲めない、干菓子と合わせてちょっとだけ飲みたい、そんな時にはいつも開けたてフレッシュな味わいを楽しめる辛口系のひと飲み酒をおすすめ!
1セットで7種類の日本酒を少しずつ楽しめます。その内訳は、
- 越淡麗仕込みの純米大吟醸
- フルーティーな香りと穏やかな味わいの大吟醸
- ちょっぴり甘く一口飲めばクセになるコシヒカリ純米吟醸
- 日本酒嫌いでも思わずにっこり吟醸酒
- とろっとした口当たりのにごり酒
- お米の旨みがしみじみ美味しい純米酒
- 熱燗でもいける本格派本醸造酒
とバラエティーに富んだ選りすぐりの日本酒。
今までご紹介してきた和菓子たちとマリアージュさせて、自分だけの日本酒を探したい時にも超便利!
「和菓子と日本酒のマリアージュ」まとめ
皆さんは日本酒を飲んだ後や翌朝に、炭水化物や甘いものが無性に食べたくなったりしませんか?
実はそれにはちゃんとした理由があります。
日本酒に限らず、お酒を飲めば二日酔いの原因であるアセトアルデヒドが発生しますが、このアセトアルデヒドを分解して体外に排出するためには糖質が必要なのです。
飲酒後に〆のラーメン、なんて言って糖質の多いものを食べたくなるのはそのためです。
翌日の二日酔いを極力避けるためには、早めに和菓子やフルーツを食べてアセトアルデヒドの分解を早める、ということも実践してみてくださいね。