5人がシャンパンが入ったグラスで乾杯する様子

1973年には170万キロリットルを超えていた日本酒の国内出荷量は、2018年度は49万キロリットルに減少。実にピーク時の3分の1以下に落ち込んでいる状況の下、各酒造は日本酒の海外輸出にさらに力を入れています。

そんな中で最近日本酒輸出の伸びの大きな国が中国。

経済的に余裕ができて健康に気を使うようになった中国の富裕層は高価な日本酒を好んで飲んでおり、中国の若者も「日本酒っておしゃれ♪」と捉えているのです。

おかげで、日本酒輸出金額ではこれまで第3位だった中国が現在は香港を抜き、アメリカに次いで第2位に浮上!加えて、前年度からの日本酒輸出増加率はアメリカを抜いて堂々の1位になりました!

今回は、

  • 中国人旅行者が日本で急増している理由
  • アメリカやパリに続け!中国でも開催される日本酒コンテスト
  • 中国の日本に対する輸入規制緩和と日本酒輸入の今後の見通し
  • 中国ドラマで女性に純米酒ブーム発生!?

についてご紹介します。

【中国での日本酒人気】中国人旅行客はなぜ急増?

 

「爆買い」と言う言葉が頻繁にマスコミで使われる時期もあったくらい、多くの中国人観光客が日本を訪れ、家電販売店などで大量の買い物をする映像が流れていました。

皆さんはそんな映像を見て不思議に思われませんでしたか?

今まではそれほど大量の中国人観光客が日本を訪れることはなかったのに、なぜ急に彼らは日本に来るようになったのだろうか、と。

その原因は、日本が発行するビザの緩和にあります。

①【中国での日本酒人気の原因】富裕層に対してシングルエントリー廃止

以前は、1回の日本入国につき1か月の滞在が限度とされ、日本を出国したら失効するシングルエントリーだったのですが、ビザ緩和によって有効期限は3年に延長(経済力のある本人と家族限定ですが)。

②【中国での日本酒人気の原因】滞在日数も増加

さらに高所得の中国人に対しては1回の滞在日数は90日、ビザ有効期限は5年に延長。

「日本にお金を落としてください」とあまりにもあからさまではありますが、これだけ緩めると日本にまた行こうか、と言う気にもなりますよね。

③【中国での日本酒人気の原因】ビザ手続きの簡素化:其の1「ゴールドカード提示」でOK!

複数のクレジットカード

経済力確認書類は国際クレジットカードのゴールド以上あれば良し(個人観光で一次に限る)、とのことで、所得証明の書類を集めるために奔走する必要もなくなりました。

④【中国での日本酒人気の原因】ビザ手続きの簡素化:其の2「ネット申請」でOK!

紙よりもネット情報を主とする中国のトレンドも鑑み、インターネットでの申請も受け付けるようになりました。

ネット申請ビザは、現在では有効期間中に1回だけ入国できる団体客向けの15日以内滞在ビザに限られていますが、今後はさらに個人客向けビザにも範囲は広がる見通しです。

結果:ビザ発給数は約6倍に拡大→中国での日本酒人気にも繋がった!

以上のように中国へのビザ発給簡素化は年々拡大されて、2013年のビザ発給数は97万件だったのが2018年には545万件にまで増加

しかし、ビザが簡素化されたとはいえ、なぜ多数の中国人が日本に訪れるのでしょうか。

【中国での日本酒人気】信頼されるジャパンブランド

 

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清酒 阿仁さん(@sake.ahyan)がシェアした投稿 – 2019年 5月月25日午前10時29分PDT

中国人が日本を訪れる主な理由は観光、食事、ショッピング。そして、長寿国日本を支える高度な医療技術を持った医療機関での検診も目的の1つとされています。

中国での日本酒人気の表れ!食品の購入トップ3は、1位日本酒、2位チョコレート、3位ビスケット

秋葉原の電気街や銀座のブランドショップでの買い物も引き続き人気はありますが、往時の爆買いは姿を潜め、最近では電化製品や高級ブランド品に加えて日本の食品や日用雑貨にまで中国人の興味の幅は広がりつつあります。

食品の購入ではトップの日本酒は2位のチョコレートと10ポイントもの差があり、幅広い層から支持を受け、購入後の満足度も高いことがわかります。

 

さて、ここで問題です。

中国人が好んで購入する日本酒の銘柄は一体なんでしょうか?

獺祭?

確かに獺祭は中国ではポピュラーな日本酒ですが、そんなお安いものとは違います。

なんと1本10万8千円の喜久水酒造大吟醸「朱金泥能代醸蒸多知」

ヨーロッパや香港ではお酒のコレクションは普通に行われていますが、中国でも同じく日本酒を資産としてコレクションする人がいっぱい!

彼らにとっては、日本酒はワインに比べれば割安な飲み物。1本10万円は高いとは感じられないのです。

日本の医療技術への信頼が中国での日本酒人気にも繋がっている

PET-CT検査でガン検査する外国人の男性と女性

ちょっと変わったところでは「医療観光」のために訪れる中国人も。

彼らはガン早期発見などのために最先端医療機器を備える日本の病院で検診を受けるツアーに参加しているのです。それだけ中国の富裕層は、現在はモノから健康へ、と意識が変わってきているのでしょう。

そんな彼らは、健康診断で安心の結果を得て、「長寿で有名な」日本の和食を楽しみ、日本酒の繊細な味わいに驚き、中国へ帰国すればまた日本食レストランに足を運ぶことになります。

和食と日本酒体験をSNS拡散!中国の若者にも日本酒人気

https://www.instagram.com/p/BzWA52nlIOI/

中国人は紙媒体のニュースはあまり読みませんが、ネット人口は世界有数。ネットでの情報や口コミに敏感で、日本についても情報は氾濫しています。

彼らは、日本を訪問した中国人ブロガーが投稿した「薄味なのに旨味に満ちた日本食」の記事を読み、インスタグラムで「日本酒はこってりした中華料理にも合う」ことを学んでいます。

 

 

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清酒 阿仁さん(@sake.ahyan)がシェアした投稿 – 2019年 9月月21日午前6時52分PDT

特に若い人はネット情報に敏感。日本の若者には「日本酒はおじさんの飲み物」「三増酒」と言う刷り込みがなされていますが、中国の若者は日本酒に対してまっさらな状態。ネットで富裕層が賞賛している日本酒を飲むのがとてもおしゃれ、と捉えています。

『三増酒』についてはこちら

日本酒に醸造アルコールはNG?アル添シャンパンはOKでもアル添日本酒はNOと言う人の不思議

阿里媽媽の2018年の発表によると、中国での日本酒については以下の傾向が見られるとのこと。

  • 日本酒の主要消費者は女性が過半数を占めている
  • 日本酒の主要消費者の年齢は24〜39歳
  • それに対して中国の国酒「白酒」を主に飲んでいるのは35〜60歳以上の男性
阿里媽媽(アリママ)とは、アリババグループのデジタルマーケティングプラットフォームです。今までの広告と違う点は、Amazonのように視聴者の特性とニーズを分析して彼らに最適な広告をプッシュすること。これによりアリババグループは収益の60%を阿里媽媽から得ています。

つまり、若い女性が飲む日本酒は「お洒落」なお酒。逆に、いわゆる35歳以上のおじさん層が飲んでいる白酒は「日本における日本酒の立場」で「おじさんっぽい」印象があるようです。

白酒とは、約1000年ほどの歴史がある中国の国酒。モロコシ(穀物でタカキビとも呼ばれる)や米、トウモロコシなどを糖化、発酵させて蒸留した酒。春節期間には家族・親戚一同が食卓を囲み、白酒を飲むことがお決まり、となっています。

中国の若者は自国の国酒「白酒」を以下のように捉えています。

【中国での日本酒人気】「恐年族」の増加とも関係「白酒は健康に悪いから嫌い」

白酒のアルコール度は50度。かなりガツンと来ます

加えて、最近でこそカクテル風に割って飲む人も現れ始めましたが、ほとんどの人は白酒を割って飲むことはありません。ストレートで飲まなければなりません。

そこで高アルコールと強烈な香りで気分も悪くなる、と最近は敬遠され気味。

ついでに最近では旧暦の1月1日の春節を嫌う若者も増加。彼らのことを「恐年族」と呼ぶのですが、彼らが嫌う理由が「お金と体が持たないから」。

金銭面では日本と同じくお年玉を配らなくてはならないから、宴会が増えるから、という理由で懐が寒くなりますが、健康面でも普段は飲まないアルコール度数の高い白酒を無理やり飲まされて体調を壊す、という理由から春節嫌いの若者が増えているのです。

【中国での日本酒人気】和食は健康的で日本酒はおしゃれ

懐石料理

逆に、「和食」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことから、和食が健康を維持するための理想的な食生活スタイルであると中国でも認識され、日本旅行で和食と日本酒を経験した富裕層が牽引する形で中国での和食ブームは加速中。

近年の中国での和食と日本酒人気は、データもしっかりと証明しています。

【中国での日本酒人気】日本酒輸出量はアメリカに肉薄

日本酒の主要輸出先は第1位がアメリカ。その次は今まで通り香港、と言いたいところですが、このところの政情不安のせいか、せっかくのプレミアムマーケットだった香港への輸出量は頭打ち

中国への日本酒輸出金額が世界第2位に!

そこで頭角を現してきたのが中国です。

2019年上半期1月〜7月は、数量・金額ともに香港を大きく引き離しています

2018年 2019年(1月〜7月)
数量 (キロリットル) 金額 (百万円) 数量 (キロリットル) 金額 (百万円)
アメリカ 5,952 6,313 3,934
(+12%)
4,110
(+13%)
香港 2,097 3,774 1,196
(+1%)
2,362
(+21%)
中国 4,146 3,587 3,040
(+28%)
2,888
(+49%)

※( )内は対前年同期増減率
※農林水産省の資料より筆者作成

これを見ると中国は対前年比ではアメリカや香港よりは高い数値を示しています。

アメリカが前年上半期に比べると13%の伸び率でしかないのに、中国は49%も金額面で増加。高級酒を好んで購入していることの表れ。

中国は、今後日本酒業界にとって注目すべき国になりそうです。

  • 中国での主な消費地は珠江デルタ、江蘇省、浙江省、北京などの沿岸地域。
  • 内陸部ではいまだに日本食レストランは少なく、日本酒の消費量はまだ少ない状態。
  • 日本酒の人気は知名度の高い一部の銘柄に集中しており、その他にも日本酒には多くの銘柄があることを知っている人はごくわずか。

これらの現象は、今後中国での日本酒の伸びが拡大する可能性があることを意味しています。

中国での日本酒人気を受けて、日本酒メーカーも揃って北京詣で

今後も大きなマーケットとして発展していく巨大市場中国での日本酒ブームを逃さじ、と日本酒の有名ブランド梵、南部美人、醉鯨など7社の社長と蔵人が、日本酒輸出会社が開いた2019年4月のレセプションに出席。

中国の消費者に日本酒をアピールする努力をしています。

また、このレセプションには上善如水の白瀧酒造(新潟県)も参加。

中国では、東日本大震災の影響を受けた、として東京都を含む10都県の輸入規制措置を取っていますが、白瀧酒造は関西地区の姉妹工場に同じ技術を用いて醸造した上善若水を中国の消費者に提供。

なるほど、その手があったか!ですね。

中国での日本酒人気はここにも!フレンチでもイタリアンでもない、ひしめき合う中華レストランに日本食レストランが食い込む勢い

中国での日本酒人気はここもチェックと話す女性

中国での日本レストランの増加率を美団点評研究院が発表しています。

少々古い資料で申し訳ないのですが、「中国飲食白書2017」によると、2016年初期には27,745店舗だった日本レストランの数が、同年末には35,047店舗へと7,300店舗も増加。これは各種中華料理ばかりがひしめき合うレストラン群の中で、初の海外の料理を提供するレストランで11位という快挙です。

アメリカでも日本食と日本酒人気は続いていますが、実はアメリカで飲まれている日本酒のほとんどはアメリカで生産されたSake。今までアメリカで造られたSakeの品質には首をかしげるものが多かったのですが、最近では品評会で賞を獲得するブルワリーも出てくるようになりました。

Sakeの原料である酒米も、日本では最高品質とされている山田錦を使うなど、日本の酒造にとっては気を緩めることができない状況になりつつある、とも言えます。

『アメリカで造られている日本酒』についてはこちら

山田錦が東京ドーム260個分!【クラフト酒】に本気出すアメリカの意欲満々

広大な中国とは言え、現在では第1位のアメリカにはかないませんが、今後日本食レストランが中国でさらに増加し、日本で造られた日本酒の人気が高まることが大いに期待できます。

その証明が北京での「SAKE-China」の開催です。

【中国での日本酒人気】北京で日本酒コンテスト「2019 SAKE-China」

「SAKE-China」とは、日本と中国の食品関連会社が中国で共催している、一般の中国人による日本酒品評会です。彼らは日本酒の専門家ではなく、次世代の市場の中心となる若手中国人がほとんどです。

したがって、これからの中国市場を狙う日本酒業界にとっては「SAKE-China」で彼らの好みを知り、中国人の味覚に合う日本酒を作ることで日本酒の販売拡大を狙えます。

中国での2019年度受賞日本酒

さて、お待ちかねの受賞日本酒銘柄の発表です。

ゴールデンドラゴン賞

 

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各部門でもっとも高い評価を得た日本酒は「梵・ゴールド」加藤吉平商店(福井県鯖江市)です。

透き通るような香りと存在感のある味で、女性からの評価も高いことから第1位を獲得!現在では世界102か国に輸出されているので、海外での好みを十分に研究されているのでしょう。

最多部門を受賞した中国での人気日本酒とは

最多部門で入賞したのは渡辺酒造店(岐阜県飛驒市)。蔵元がアメリカ人蔵人と2人3脚でアメリカ人好みの日本酒を造り上げたことでも有名です。

『アメリカ人蔵人コディ』についてはこちら

2019年度の出品蔵は40、出品総数は108本でした。2018年度の62蔵、137本に比べて若干減っていますが、何と言っても中国は広大な国です。

今後の日本酒の発展のためにも、日本酒造はぜひふるって参加していただきたいですね!

中国での日本酒人気を阻む、中国での輸入規制と関税問題

日本の各サイトでは「中国での日本酒ブームは本物」「倍の値段でも品切れ」と囃し立てていますが、中国が日本酒を100%オープンに受け入れているわけではありません。

いまだに10都県からの受け入れ拒否

手を前に突き出してストップのサインをするビジネスマン

前述しましたが、中国国家質量監督検験検疫総局は2011年、東日本大地震による放射能汚染地域として東京都や千葉県を含む10都県を指定し、そこで生産された食品、農産品、飼料の輸入販売を禁止しています。

また、以上の10都県以外に対しても、

  • 所轄当局発行の産地証明書を要求
  • 日本酒の輸入関税は40%課税
  • さらに10%の消費税と増値税もプラス

という厳しい措置をいまだに継続しており、中国の日本酒は日本価格の2〜3倍に跳ね上がり、非常に高価な飲み物となっています。

しかし、嬉しいニュースもあります。

中国での日本酒人気を受けて、新潟県産米だけ輸入規制解除

茶碗に入ったごはん

食米で最高の地位を誇るコシヒカリ。その産地である新潟県のお米を、2018年11月、中国が輸入停止措置を解除しました。

中国が輸入規制を緩和したのは、実に7年ぶり!

コシヒカリ輸入緩和の理由は「新潟県を旅行中に食べたコシヒカリが美味しかった!中国に帰ってもあの味が忘れられない」との情報が拡散されたから…、というのは私の勝手な推測ですが、ありえなくもないですよね♪

『新潟でも5%しかないクラシックコシヒカリで造った日本酒』についてはこちら

【コシヒカリで日本酒】食べて旨けりゃ飲んでも最高!生産量1%の希少米酒は旨味ズッシリ

米の輸入規制解除は新潟県産米だけに限ってはいますが、今後は新潟県産以外のお米や日本酒も輸入規制解除が行われるのではないか、と将来的に見通しが明るくなってきました!

【中国での日本酒人気】2019年、中国人がもっとも行きたい国は日本、都市は東京

 

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さて、今後も中国人は日本を訪問したいかどうかですが、電通が世界を対象に調査して発表した「ジャパンブランド調査2019」によると、今後訪れたい国は日本がトップで、「渡航予定はまだ決まっていないがいつかは行ってみたいと思っている」人が77.4%を占めました。

その中でも訪日意向がもっとも大きかったのは香港の人たちですが、中国も負けていません。

中国のオンライン旅行会社最大手の携程によると、中国人にもっとも人気がある国外旅行目的地は2017年はリゾート地であるプーケット島だったのが、2018年は東京が第1位

オリンピック・パラリンピックを目前にして今後はさらなる中国からのインバウンドが予想されますね。

多数の方が日本を訪れ、東京から1時間30分もかからない新潟を訪れ、ホカホカのコシヒカリを食べて新潟県産日本酒を飲んで中国に帰って、新潟県のご飯と日本酒がいかに美味しいかを共有してくれたら、中国政府も日本酒輸入規制解除へと動いてくれると期待しています。

『新潟市周辺と佐渡島の酒造見学・温泉情報』についてはこちら

アクセス最強・日帰り可!見学試飲大歓迎【新潟市周辺オススメ酒蔵見学】

まとめ:TVドラマ「芈月傳」が中国での日本酒人気の火付け役!?

 

https://www.youtube.com/watch?v=P_WuF4CvdmI

皆さんは中国の統一を成し遂げたのは秦の始皇帝であることはご存知かと思います。しかし、彼の高祖母である宣太后「芈月」はご存知でしょうか。

※「高祖母」とは曽祖父母の母、祖父母の祖母。いわゆる「ひいひいおばあちゃん」のこと。各世代が30歳で子供を産んだとして計算すると、始皇帝と芈月は120歳の歳の差があることになります。

中国の女帝として君臨した武則天(日本では則天武后「そくてんぶこう」と呼ばれています)より1000年も前に君臨した、中国歴史上初の皇太后となる芈月のドラマが中国で放映されたのは2015年から2016年にかけて。

女性が主役のドラマを好んで観るのはどこの国でも同じとみえて、中国でもドラマの視聴者の多くは女性。

そして、このドラマで飲まれているお酒が「芈酒」というアルコール度数 5%の甘い純米酒です。

「芈酒」はこのドラマのために造られたお酒で、当時は「看芈月,赏芈酒(芈月を鑑賞しながら、芈酒を嗜む)」ことが女性の間で流行しています。

この「芈酒」の特徴は、アルコール度数が低いだけではなく、日本酒と同じく麹を使っていることから美容と健康に貢献し、女性受けするデザインであったことから、たった2か月で2000万元、約3億円の売り上げになったとのこと!(◎_◎;)

現在も中国での日本酒ファンの多くは女性ということからも推察すると、彼女たちのTVを見ながらの純米酒飲酒癖がのちの日本酒ブームを牽引しているのでは、と思えるような現象です。

しかし、私たち日本女性はすでに日本酒が美容と健康に貢献する飲み物であることを知っています。

  • 日本酒のアミノ酸が肌をぷるツヤにする
  • 日本酒のα-グルコシルグリセロールがコラーゲンを作る
  • 日本酒には育毛効果がある
  • 日本酒は老化の原因「糖化」を抑制する
  • 適量の日本酒は認知症を防ぐ
  • 日本酒を飲んでいる地域は肝がんになる確率が少ない
  • 日本酒に含まれる成分ALAが血糖値上昇を妨げる
  • 日本酒に含まれる成分ALAが妊活にお役立ち

と挙げればキリがありません。

『女性にも嬉しい日本酒の効果』についてはこちら

飲んで健康、塗って美肌【日本酒のスゴすぎる効果】

「芈酒」にかわる「アミュレ」

「芈酒」は日本では販売されていませんが、四季のフルーツと日本酒を組み合わせた低アルコール飲料が「アミュレ」。美意識高い女性に人気です。

フルーティーで飲みやすいお酒ではありますが、しっかり日本酒ベースなので「芈月傳」の「芈酒」さながらの美容効果を期待できます!

ほほ笑む外国人の女性

広大な中国を統一するほどパワフルな子でなくてもいいから、いつかは可愛い我が子を抱きしめたい女性もいらしゃることでしょう。

そんな方にもおすすめしたい日本酒。日本酒に含まれるALAが妊活にもお役立ちします。

『健康維持と老化防止の基本:ミトコンドリアを元気にする方法』についてはこちら

日本酒【ALA】で血糖値降下!「ミトコンドリア」増強で寿命も延ばすと海外で証明

アルコールが苦手な方や冷え性を解消したい方は、まず低アルコールの果実日本酒からお試しになってはいかがでしょうか。

 

Amule アミュレ コンプリートセット(200ml×4種)【リキュール 果実酒 梅酒 桃酒 柚子酒 白ぶどう酒】

 


参照資料

中時集団「專家傳真-阿里媽媽比阿里巴巴賺錢:談網路廣告改變世界」

ジェトロ「日本食品消費動向調査 中国」